東京広尾の日本料理の名店、ミシュランガイド東京で星を獲得、「分とく山」の総料理長・野崎洋光さんに、3回目となる今回も淡口醤油を使ったおいしい料理のレシピをご紹介いただきます。
今月のテーマは「料理は水から作る!」
なんでもかんでも出汁から作る必要はありません。
出汁がなくても水だけで簡単に作ることができる料理を紹介します。
4月18日にご紹介いただくメニューは?
野崎 今日は出汁を使わずに作るたまご焼きの作り方をお教えします。
邦丸 えっ、出汁使わなくていいんですか?
野崎 いらないんです。水だけでつくれちゃうんです。
「卵焼き」 ※2人前用
〈材料〉
・卵3個
・水50cc
・砂糖大さじ1杯~1.5杯
・ヒガシマル淡口醤油 大さじ2分の1
〈手順〉
・卵3個に対し水50ccを合わせ、砂糖と淡口醤油で味
を調える。
・卵液をフライパンや卵焼き器に移して、焼いていく。
・焼くのが苦手な人は、半熟になるまでかきまぜてスクランブルエッグ状にする。
・半熟になったら、巻きすを敷いてその上にサランラップを敷く。
・巻きすでくるんで、形を整形していく。
・電子レンジで少しだけ温めれば完成。
【料理のポイントは?】
By 野崎
●半熟状の卵焼きを巻きすでくるみ、電子レンジに入れる
レンジに入れれば固まって、きれいな形の卵焼きが作れる
●なぜ淡口醤油が良いの?
・色がきれいで、卵が鮮やか
・味が濃くないから、卵の味がする
・普通の醤油だとうまみが出すぎて、逆に味を消してしまう
水だけで作る卵焼きを食べた邦丸さん、今回も大変驚いていました。
放送が終わっても、1人黙々と卵焼きを食べていたほど、お気に入りのご様子でした。
旬の素材の風味を生かす淡口醤油なら、創業、寛文年間のヒガシマル
醤油がお勧めです。
次回は鶏の出汁で作るラーメンをご紹介します。お楽しみに!