様々な分野においてバリアフリーが進んできていますが、
去年、またひとつ新たなバリアフリー化が起こりました。
視覚や聴覚に障がいのある人が、映画館で成人映画を楽しめるエロバリアフリー。
略して「エロバリ」。
今週のアクティビストは、
エロバリ映画のシリーズ化を展開している映画製作会社シグロ
映画プロデューサー、山上徹二郎さん。
コーナーでは「ナース夏子の暑い夏」の音声とともにお話を伺いました。
山上さんはバリアフリー映画を見た時に、
特にその音声ガイドに不満を感じたということです。
しかしそれは、ボランティアの人たちが、
むしろ映画の製作者の著作権を侵害しないようにという配慮から、
「客観的」に控えめに音声ガイドを付けていることによる、ということを知って、
このエロバリシリーズを作ることにしたということです。
エロバリシリーズの作品が今までと決定的に違う点として、
映画館に副音声を流して、イヤホンなしで楽しめる、ということだということです。
実際に障害をお持ちの方から
「みんなと一緒に同じものを見、聞きできたのがうれしかった」
と言ってもらえたことが一番うれしかった、ということです。
ちょっとエロい映画をみんなで一緒に見てクスっと笑い、
セックスをオープンに語れるものにするのが大事なのではないか、と
語っていただきました。
エロバリシリーズの展開をしている
株式会社シグロのホームページはこちらです。