終わりよければ・・・(放送終了)

邦丸野崎ヒガシマルうすくち道場 第2回


今回で2回目となる「邦丸野崎ヒガシマルうすくち道場」。

東京広尾の日本料理の名店、ミシュランガイド東京で星を獲得、「分とく山」の総料理長・

野崎洋光さんに淡口醤油を使ったおいしい料理のレシピをご紹介いただきます。

今月のテーマは「料理は水から作る!」

なんでもかんでも出汁から作る必要はありません。
出汁がなくても水だけで簡単に作ることができる料理を紹介します。

  

 

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4月11日にご紹介いただくメニューは「たけのこごはん」

 

邦丸  「春になると、たけのこごはんを作られる方多いですけど、

     アク抜きだなんだかんだで

     いろいろめんどくさくないですか?」

野崎  「今日は、難しくないカンタンな作り方をお教えします。」

 

「たけのこごはん」  ※2人前用

〈材料〉

・米 2合

・生たけのこ 2分の1 もしくは 1本 (手のひらに乗るくらい)

・油揚げ 1枚

・水300cc

・ヒガシマル淡口醤油 30cc

・お酒 30cc ※比率は水:淡口醤油:お酒=10:1:1

 

〈たけのこアク抜き用〉

・大根おろしの汁 100cc

・水100cc(あく抜き用)

・塩 ひとつまみ (2グラムくらい。1パーセント)

 

〈手順〉

「たけのこのアクの抜き方」

・たけのこの皮をむく。縦4分の1に切ったあと、

 5ミリくらいに切る。

・大根おろしの汁と水を1:1の比率で混ぜる。

 さらに、塩をひとつまみ入れる。

・その汁に、たけのこを浸けておく。30分浸けたらあく抜き完了。

 

「たけのこごはんの作り方」

・米を洗って、水に15分浸けておく。

 米を15ふんほどざるにあげておく。

・この間に熱湯で油抜きした油揚げをできるだけ細かく切る。

・水300cc、淡口醤油30cc、酒30cc、

 米、たけのこ、油揚げ、を炊飯器に入れる

・炊飯器のスイッチを入れる。設定は早炊きで!

 

        【料理のポイントは?】

By 野崎
●生のたけのこは茹でなくて良い!

 あく抜きは茹でなくてもできる。茹でると大変。

 旬の食材はこの時期しか食べられないんだから、茹でずに

 生で食べましょう。たけのこの風合いのままだからおいしい。

 

●炊飯は早炊きで!

 米は浸水の時間も炊飯器に入っている。だから、早炊き。

 すぐに食べないならスイッチは切っておく。

 保温状態にしておくとおいしくなくなっていくので。

         

●なぜ淡口醤油が良い?

 普通の醤油だと色も濃いし味も濃い。

 うまみが強すぎるからピークを過ぎてしまう。

 淡口醤油だと旬の素材の色と香りをそのまま感じられる。

 タケノコ本来の味が楽しめる。

 

 

米ぬかを入れて茹でなくても良いことに驚く邦丸さん。

家に帰って、すぐに奥さんにたけのこのアクの抜き方を教えていたようです。

 

旬の素材の風味を生かす淡口醤油なら、創業、寛文年間のヒガシマル

醤油がお勧めです。

次回は手軽に作れる卵焼きをご紹介します。お楽しみに!