今月から毎週月曜日の「得々情報」では、あの東京広尾の日本料理の名店、
ミシュランガイド東京で星を獲得、「分とく山」の総料理長・野崎洋光さんに
淡口醤油を使ったおいしい料理のレシピをご紹介いただきます。
今月のテーマは「料理は水から作る!」
なんでもかんでも出汁から作る必要はありません。
出汁がなくても水だけで簡単に作ることができる料理を紹介します。
4月4日にご紹介いただくメニューは?
「鰆(さわら)の煮魚」
野村 今日の料理は何ですか?
野崎 料理の定番「煮魚」です。
しかもグツグツ煮ないで簡単に作れる方法をご紹介。
【ご用意いただくもの】
※2人前用
・旬の魚 鰆 2切れ
・水 400cc
・ヒガシマルの淡口醤油 30cc
・酒 30cc (★放送では酒を入れない方法をご紹介しています。)
※魚だけじゃ寂しい場合は、
・豆腐 8分の1に切ったもの 2切れ
・しいたけ2個
・ネギ 筒状に切ったもの4本
・木の芽
・ワカメ など
【お料理の手順】
・魚に塩を振って、20~30分置いておく
・熱湯に入れて、湯通し。霜降りしておく。
・鍋に水と淡口醤油とお酒を入れて、
さらに、魚と豆腐などの具材を入れる。
・火をつけて、沸騰したら火をとめて、出来上がり。
【料理のポイントは?】
By 野崎
●煮魚は「煮ちゃダメ」。火が通った時点がおいしい。
普通は煮汁が沸騰した中に入れてている。
「たんぱく質を固めてうまみが逃げない」と言いますが、
逆に言えば「味も旨みも入れない」。
●なぜ淡口醤油が良い?
淡口醤油なら食材の色が新鮮に出る。色がきれい。
黒ずんでいない煮魚になる。旨みと色が強すぎない。
つまり・・・
旬の素材の味が活かせて、スッキリおいしい!
「煮魚は煮るべからず」「出汁はいらずに水から」など、
意外な言葉に当惑していた野村邦丸アナも感動の笑顔に・・・。
その後家でも2回はチャレンジしてみたそうですよ。
旬の素材の風味を生かす淡口醤油なら、創業、寛文年間のヒガシマル醤油がお勧めです。
次回もお楽しみに!