終わりよければ・・・(放送終了)

デイトライン東京

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「どうなる?中国の民主化運動」   ゲスト:李小牧(リー シャム)さん

 

本日のゲストは4回目のご登場。歌舞伎町案内人にして、中国人作家・ジャーナリストの李小牧さんです。

 

23年前の1988年2月26日に日本に初上陸したという李さん。その翌年に起こった「天安門事件」は、日本にいて、北京から伝えられるニュースに目を奪われたそうです。これが故郷である湖南省にいたら、「天安門事件」自体を知らなかったかもしれないと言います。

 

そんな「天安門事件」から22年。現在、北アフリカや中東のジャスミン革命に影響を受け、中国各地でも民衆のデモが起こっています。デモの規模自体は小さいかもしれませんが、李さんは「これが大きな民衆運動のキッカケなるかもしれない。昨年までの反日デモは遊びレベルで真剣さが違う。」と言います。

それだけ中国では貧富の格差や圧政に対して不満がたまっているそうなんです。

「いまガス栓が開きっ放しで、何時それに火がつくかわからない状態。」だと

熱くおっしゃっていました。

報道の自由、言論の自由がまだまだ規制されている中国ですが、インターネットという新しい草の根メディアの登場したことによって、劇的な変化が起こるかもしれない!今後も中国の民主化運動から目が離せないということでした。

 

ちなみに、今日発売になった「NEWSWEEK日本版」には、李さんのコラムが掲載されています。

 

 

李小牧さんHPはこちらから。

http://www.leexiaomu.com/about/