今週のアクティビストジャパンは
プロ野球経験のない異色のスカウト
北海道日本ハムファイターズ、大淵隆スカウトマンにお越しいただきました。
今や、北海道日本ハムファイターズは、
12球団で最も注目を集めているチームと言っても言い過ぎではないでしょう。
その斎藤投手の入団は、ここ数年、日本ハムが球団をあげて取り組んできた改革の、ひとつの成果の現れとも言えるのです。
「プロ野球の現役を辞めてスカウトになるのではなく、プロのスカウトとしての人材が欲しい」という球団の要望で、
高校の先生、そしてIT企業で働いていた大淵さんは
プロ野球のスカウトに転身することに。
北海道日本ハムファイターズでは
不正をなくす為にスカウトに夜の付き合いを禁じるなどの改革のほかに、
新人たちの自主トレ期間中になんと研修時間を設けているということです。
そこで新人たちに「君たちの仕事は何だ」と尋ねると
多くは「野球をすることです」と答えるそうです。
大淵さんは
「違う。君たちは野球を通じて人々に夢や感動を与えるのが仕事だ」と
教えるとのこと。
野球だけすればいい、と思っている新人に仕事を教える
それは一般企業の新人研修と同じだとおっしゃっていました。