騒乱のエジプトから帰国したばかりの「よろずエキゾ風物ライター」のサラーム海上さんによる
本日の「エキゾチック・ジャポン」。
目の当たりにしたエジプトの様子を熱っぽく語ってくれました。
■■■今日紹介してもらったエキゾ・レシピは?■■■
「ファラフェル・サンド」。
エジプトだけでなく中東で大人気の「ファストフード」。
「ファラフェル」とは、ヒヨコ豆に香辛料を加えて揚げたコロッケのこと。
《作り方》
●玉ねぎやニンニク、パセリ、スパイス類をフードプロッセサーで練り合わせ
●一晩つけておいたひよこ豆を入れて細かく砕き、おからのような状態に。
●それをゴルフボールくらいの大きさに丸めて、キツネ色になるまで揚げる。
●それを、温めたピタパンに、生野菜と一緒に挟んでいただくのがエジプト風。
ただし、今日サラームさんにつくって頂いたのは、
レバノンやイスラエルのスタイルで、野菜のマリネや
タヒーナと呼ばれるゴマのペーストをかけていただくもの。
■■■今日ご紹介いただいた曲は?■■■
"エジプトの美空ひばり"こと Oum Kulthoum(ウム・クルスーム)の曲で 「Enta Omri(エンタ・オムリ)」
●20世紀エジプトだけでなく、アラブ20数カ国を代表する女性歌手。
●1975年に亡くなった時は国葬とされ、100万人が集まったとか。今もカイロの街角で彼女の歌声が流れる。
●一曲約1時間のうちのごく一部をご紹介しました。
そして
"エジプトの郷ひろみ"こと Amr Diab(アムル・ディアブ)の曲で 「Assalaha Bitfarek(アッサラーハ・ビトファレク)」
●同じ地中海の音楽であるラテンポップやフラメンコを取り入れ、世界中のベリーダンサーからも愛されているとか。
●エジプトではちょっと「おしゃれ」を気取った若者の間で人気。彼がサマーセーターを着ていたら、暑い中でも大流行に。
■■■サラームさん情報■■■
サラーム海上さんのレクチャーと音楽の演奏のイベントがあります。
Arabian Music & Food
場所:Saravah東京(渋谷)
アラブの音楽や文化を二部構成で楽しむ夜。
第一部はトルコ、モロッコ、エジプト、三カ国40日の取材旅行を、まさかのエジプト騒乱に巻き込まれ、帰国したばかりの音楽ライター/DJのサラーム海上による映像トーク。カイロで取材した知られざる音楽シーン、そしてエジプト騒乱「怒りの日」の動画をたっぷり速報します。
第二部は「楽器の女王」と呼ばれるアラブの弦楽器「ウード」の第一人者 常味裕司とアラブのタンバリン「レク」奏者 和田啓による生演奏。パーカッションの駒澤れお、ベリーダンスのモトカを迎えたスペシャルな四人編成をじっくりとお楽しみ下さい。
なお、サラームがモロッコで習ったレシピを元にSARAVAH東京のシェフによるタジン料理も用意しています。常味さんのウードを聞きながら、エキゾティックなタジンを頂けるのはなんとも贅沢ですよ〜!
第一部
トーク:サラーム海上
第二部
ウード:常味裕司
レク:和田啓
パーカッション:駒澤れお
ベリーダンス:モトカ
19:00 開店 20:00 開演
Adv. 3,500円(1D付き)
Door. 4,000円(1D付き)
SARAVAH 東京
〒150-0043
東京都渋谷区松濤1丁目29-1 渋谷クロスロードビル B1
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