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デイトライン東京

「ここまで違う!日英結婚式事情」 ゲスト:スティーブン・ウォルシュさん

 

本日のゲストは4回目のご登場、サッカーとジョークが大好物というイギリス人翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんです。

 

4月29日にロンドで行われるウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式にちなみ、今日はスティーブンさんに英国の結婚式についてお話を伺いました。

英国の結婚式は、教会での挙式、「レジスター・オフィス」(登記所)のある市庁舎や町役場での挙式、それ以外の場所であげる挙式に分けられるそうです。

登記所役所といっても簡単なセレモニーも行われ、誓いの言葉も述べるそうです。その他の場所で結婚式を挙げる場合は、レジストラー(登記官)がいればいいそうなんです。ちなみに、スティーブンさんは、イングランドの人気サッカーチーム、マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム「オールドトッラフォード」で挙式したそうです。

 

英国の結婚式では、兄弟や友人たちが重要な役割を果たします。新郎の付き添いの代表は「ベスト・マン」と呼ばれ、ポケットに結婚指輪を忍ばせておいて、指輪交換の時にさりげなく取り出すという大役を務めます。新婦の付き添いの代表は「メイド・オブ・オーナー」で、新婦の姉妹や親友が務めるそうです。

披露宴が行われるのは、パブやレストラン、マナーハウス(貴族の屋敷、古城)などで、一般の方が結婚式をあげる場合、費用は約100万円くらいではないかということでした。

 

また、日本で頭が痛いご祝儀の習慣はなく、結婚するカップルがお気に入りのデパートやお店に「ウェディングリスト」を登録。お祝いを贈りたい人は自分の予算に合わせてその中からプレゼントを選ぶそうです。