終わりよければ・・・(放送終了)

デイトライン東京

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「日中の教育問題」               ゲスト:李小牧さん

 

本日のゲストは3回目のご登場、歌舞伎町案内人にして中国人作家、ジャーナリストの李小牧(リー シャム)さんです。

 

現在日本に住む中国人は66万人といわれ、国別・出身別の外国人登録者で全体の30パーセントを占めて第1位。ある調査によりますと東京都では100人にひとりが在日中国人だといわれています。

 

在日中国人の方が増えれば、当然その子弟も増えています。李さんにも3歳の息子さんがいらっしゃるのですが、現在、在日中国人の方々の間で、この子どもたちの教育に関心が集まっているそうなんです。

実は日本には華僑の子弟が通う中華学校は全国に5校しかなく、いちばん多く中国人が暮らす都内には1校しかないそうなのです。また、現在の中華学校の多くは、改革開放以前から日本に住む老華僑の師弟の多くが通う台湾系の学校で、李さんら改革開放後に大陸から日本へやってきた新華僑の方々とは文化や考え方が違うそうなんです。

 

そんな中、李さんによると、日本の大手ホテルチェーンと東京の某有名私立大学が協力して「中国学校」を新しく東京に設立する計画があるそうなんです。この学校は2年から3年後に開校するらしく、中国人だけでなく日本人も通える学校になるはずだということでした。日本語と中国語が飛び交う国際色豊かな学校になり、新たな日中の交流の拠点になりかもしれませんね。

 

李小牧さんのHPはこちら

http://www.leexiaomu.com/