「フランス流ヴァカンスの過ごし方」 ゲスト:ドラ・トーザンさん
本日のゲストは3回目のご登場、日本とフランスの架け橋というパリジェンヌ、国際ジャーナリスト エッセイストのドラ・トーザンさん。
前回、フランスには年間5週間の有給休暇の権利があり、フランス国民は長期間のヴァカンスをとても大切にしていることをドラさんに教えていただきました。それでは、そんな長い休みをフランスの方々はどのように過ごすのでしょうか?
ドラさんによりますと、フランス人は5週間の有給休暇をまとめて取るのではなく年間で2週間や3週間に分けて取るのが一般的で、そのヴァカンスの過ごし方にもいろいろなバリエーションがあるそうです。
たとえば、家族だったら最初の一週間は子どもたちが喜ぶ場所を選び、あとの1週間は夫婦が行きたい場所を選ぶそうです。また、子どもたちは林間学校へ行き、夫婦だけでヴァカンスを過ごすパターンもあるそうです。
また、旅行前に計画を目一杯立てることはせず、天気がよければハイキングに行ったり、プールサイドで読書など、その目的はとくにかくリラックスなんだそうです。
もともとヴァカンスには「空っぽ」「空白」という意味で、忙しく動き回るというものではないそうなんですね。
ちなみに、ドラさんのノエル(クリスマス)は、フランスのロワール地方にあるお父さまの別荘で家族そろって迎えるそうです。
Joyeux Noël ! (ジュワイユー ノエル)
毎回、美しいフランス語を披露してくださるドラ・トーザンさんが講師を努める「まいにちフランス語」のテキスト発売になるそうです。
★ドラさんのHPはこちら