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デイトライン東京

「男性の子育て 日英イクメン事情」 ゲスト:スティーブン・ウォルシュさん

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ジョークとサッカーが大好物という、イギリス出身の翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんでが2回目のご登場です。

 

埼玉県川口市で4人のお子さんを育てているパパ、スティーブン・ウォルシュさん。長男と次男はイギリスで生まれ、長女と次女は日本で生まれたそうです。

もちろん、朝食づくりや幼稚園の送り迎えなど、子どもの世話や家事は積極的に行っているそうです。

 

ウォルシュさんに限らず、現代のイギリスの若い父親たちは、積極的に子育てに参加し、子供と一緒に時間を過ごしたいという思いは年々強くなっているそうなんです。

 そのバックアップとして、Paternity leave(パタニティーリーブ)」という新しい法律ができて、子供が生まれる父親もしくは養子を迎え入れる男性であれば、子供1人あたり連続して最長2週間までの休暇が取得できます。

その間、雇用主から育児休暇手当てを週当たりで約100ポンド支給されるそうです。さらに、以前からある制度として「Parental leaveペアレンタル・リーブ)」があり、子供が5歳の誕生日までに、1人につき13週間の休暇が無給で取得できるそうです。

 

Paternity leave」を利用しないにしても、イギリスの父親の90%以上が、通常の有給休暇を利用するなどして、出産時には休暇を取っているということでした。

欧米各国で進む父親の子育て参加ですが、政治制度や教育制度などをイギリスから学んできた日本は、イクメン文化もイギリスから学ぶと、ちょうどいいかもしれませんね。