「日本の観光 魅力と課題」 ゲスト:ジギャン・クマル・タパさん
本日のゲストは、ネパールと日本の架け橋を目指されているネパール政府公式通訳で国際行政の研究者でもあるジギャン・クマル・タパさん。
タパさんは、ネパールの首都カトマンズのご出身の31歳。留学生として2000年に来日され、現在は横浜国立大学大学院で国際行政の研究に携わるとともにネパール政府の公式通訳者として政府要人の通訳を担当。さらに国際交流をテーマにした講演会を各地で行われています。
そんなタパさんが見た日本の観光のいちばんの魅力とは、日本がとても安全な国だということ。世界を知るタパさんから見て、日本の安全性や整備されたインフラは、外国人観光客にとって、とても魅力的なことなんだそうです。
一方、これからの課題は、日本の多様性をもっと伝えること。たとえばハイテクな東京や横浜、伝統文化の京都だけをPRするのではなく、地方の自然や文化を外国人観光客にもっとアピールすればいいのではということでした。タパさんはネパール大使の通訳として日本各地を訪れ、その自然や素朴な人々とふれあい、日本の魅力を再発見したということでした。