今週のゲストは、ウルフルズの全国ツアー真っ最中のサンコンjr.さん。
昨夜も新潟でライブがあったそうで「今朝戻ってきました!」と旅支度のままスタジオへ。
先月ご紹介したビッグ・ジェイ・マクニーリーのライブに行きましたというメールを紹介し、
さらにどんなに凄いライブだったかのご報告の後、本題へ。
「なぜか暮れになると、アビイロードが聞きたくなるんです」というサンコンさん、
ビートルズ「オー・ダーリン」のご紹介後、次の3曲をオンエア。
・Watch your step/Bobby Parker
最近お気に入りで、何度も何度も聞いてる。
61年のナンバーですが、この曲はレイ・チャールズとディジー・ガレスピーに
インスパイアされて作られたとか。
で、さらにこの曲にインスパイアされたのが「アイ・フィール・ファイン」なんだそうで...
・This could be the night/The Modern Folk Quartet
いい曲だな、聞きたいな、誰のかな...と思ってたら、
自分で持ってる「フィル・スペクター・ボックス」に入ってた、というオチ。
・Falling apart at the seems/The Beggining of the End
ブルース・ブラザーズ2000に、このバンドの曲が使われていて、
改めて見直すと、意外に凄い映画だった...というお話。
洋楽ジャパンの最近のブログ記事
12月2日 さあ師走! 暮れになると何となく聞きたくなる名曲集
11月25日 14年ぶり新作発売記念!ELOの魅力、徹底解剖~!
今週は萩原健太さんが、14年ぶり新作「アローン・イン・ザ・ユニヴァース」を発表した
「ジェフ・リンズ・ELO」をピックアップ!
邦丸さんもノリノリで、鼻歌まじりに盛り上がりました。
おかけしたのは、次のナンバー。
1)トワイライト
2)ホエン・アイ・ワズ・ア・ボーイ(新作)
3)ミスター・ブルー・スカイ
4)ザナドゥ
5)ダーティ・トゥ・ザ・ボーン(新作)
「イントロはジョンで、途中からポールになって、あ、ジョージのギターが...」
ジェフ・リンのほほえましいビートルズ・フリークぶりを
(そしてJ-popに与えた影響の大きさを)
改めてしみじみ感じる時間となりました。
11月18日 ビートルズ究極ベスト『1』新装開店!
今週のゲストは、10ヶ月ぶりご登場のサエキけんぞうさん。
11月6日に世界同時発売された、ビートルズ究極ベストの「1」
DVDつきデラックス・エディションのお話を伺いました!
今回の「1」、CDも新しいミックスが施され、
とても聞きやすくなっているけれど、問題はDVDの「音」!
なかなかDVDをちゃんとしたオーディオで聞く人はいないと思うけど、
ぜひコレを聞いてみて! と、
まずはDVD版の「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」をプレイ。
すると...
最初は途中でBGMにする予定だったのですが、
途中で邦丸さんがディレクターを制して「最後まで聞こう!」とツルの一声。
スタジオにいる全員が、聞き入ります。
「すごいね、コレ!」
もちろん、おなじみのフィル・スペクター版も悪くないのだけれど、
ポールが心をこめて歌い、ジョンがバックに徹する、
この「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」の素晴らしさといったら...
「以前に出た、レット・イット・ビー・ネイキッドのより、全然いいんです!」
このほか、「ヘイ・ブルドッグ」そして「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」の
最新バージョンもOA。
そして12月3日には、新刊本「革命のジョン・レノン」翻訳出版を記念し、
サエキさん主催のイベント「革命のジョン・レノン・ナイト」が開かれます。
そこでは、ジョンが「パワー・トゥ・ザ・ピープル」で被っている
ヘルメットの謎も解き明かされるそうです!
11月11日 1並びの日だから、1だらけヒットパレード
11月4日 ビッグ・ジェイの凄すぎるテナーにシビれまくり~!
今週のゲストは、サンコンjr.さん。
11日の小平からウルフルズのホールツアーがスタートします!
皆様ぜひお出かけください。
そして今日のテーマは
「ビッグ・ジェイの凄すぎるテナーにシビれまくり~!」
ということで、リスナーの皆様もほとんどご存じじゃないと思われる
テナーサックス・プレイヤー、「ホンカー」の最高峰といわれる
ビッグ・ジェイ・マクニーリーにスポットを当てました。
なんと、今年88歳なのですが、3年前に続いて奇跡の再来日を果たします。
「もう足が悪くて、前回来日時も、
楽屋からステージまで、お付きの人の肩にすがって階段を上がったらしいんですけど、
そのとき、サックスを杖代わりに、ガシャン、ガシャンって...」
という裏話に、スタジオは大爆笑!
皆様もお時間あれば、ぜひ16日、渋谷クラブクアトロでのライブにお出かけください!
おかけした曲は...
The Deacon's Hop
Big Jay Shuffle
3-D
そして来年リリース予定の、3年前のライブ・イン・ジャパンから
Nervous Man Nervous
以上、4曲でした!
10月28日 祝!9年ぶり新作発表 甘くて切ないフリオ・イグレシアス
月末の男・萩原健太さんがスタジオに。
80年代に世界中で人気を博したフリオ・イグレシアス。
10月14日に久々の新作が発表されたのにちなんで、
代表作をまとめてご紹介いただきました!
ご紹介したのは、次の曲。
(出囃子) Sway (スウェイ(キエン・セラ))
ラテン最高ですよね...と、イントロが流れた瞬間にスタジオは大盛り上がり。
01. Usted (ウステー~あなた)
新作の冒頭に収録されたナンバー。
「ちょっとエコーかけすぎな気もするけど」(邦丸)
「でもエコーが合う声なんですよね」(健太)
02. Volver A Empezar (Begin The Beguine) (ビギン・ザ・ビギン)
邦丸さんが、かつてマイアミでフリオの大豪邸を眺めたエピソードもご紹介。
03. Moonlight Lady (ムーンライト・レディ)
アルバート・ハモンドが書いた曲。
「最後のほうには、『カリフォルニアの青い空』のメロディーもちょっと出てきます」
04. Momentos (愛の瞬間(モメントス))
「やっぱりバラードがいい!」という健太さんお気に入りの一曲。
「でも当時、フリオがいい、といっても、なかなか理解されなかったんですよ...」
10月21日 嘉門達夫さんを迎えて
本日のゲストは、新刊「丘の上の綺羅星」を出版されたばかりの嘉門達夫さん。
当時MBSで放送されていた深夜放送「ヤングタウン」...通称「ヤンタン」にあこがれ、
笑福亭鶴光師匠に入門した達夫少年が、のちに師匠から破門されるも、
「嘉門達夫」として新たに羽ばたくまでを描いた実録青春小説。
そして、ヤンタンのプロデューサーであり、嘉門さんの育ての親である渡邊一雄さんとの、
心温まる交流がタテ糸となって、感動のラストが訪れるこの本ですが、
オンエアでは、その時々を振り返って、思い出とともによみがえるポップスを3曲、ご紹介いただきました。
・愛の休日/ミッシェル・ポルナレフ
1972年。当時、ラジオからは、ごく普通に「洋楽」が流れていました。
こんな大人っぽい歌を中学生が聞いていたんですか? と不思議がる小尾アナ。
「いや、当時は本当に、四六時中ラジオから、フォークと混ざって洋楽が流れていたんです」
そういえば...
深夜放送ファンなんて雑誌があって、人気投票で落合恵子さんが1位で...
と、次から次へと思い出が蘇ってきた嘉門さん。
「洋楽」を切り口にしてみると、また新たな発見があって面白い! と喜んでくださいました。
・ウーマン・イン・ラブ/バーブラ・ストライザンド
落語家をクビになった達夫少年。育ての親の渡邊さんに「旅に出ろ」と言われて北へ。
スキー場でアルバイトしていたときの思い出の歌。
「ツアーで来た客が宿のホールでディスコパーティーやるんですよ。
その時、僕が好きだった子が、ただスキーがうまいだけの奴と、この曲でチークを踊ってね...」
・風のララバイ/アルバート・ハモンド
いったん大阪に戻った達夫少年に、渡邊プロデューサーは...
「こんどは南に行け」と指令。
そして与論島でバイト開始。
「貝細工のアクセサリーなんか作りながら、この歌を聞いてました。
与論島の空気に、このさわやかな歌が合うんですよね」
与論島で「女性観が変わった」という嘉門さん。
邦丸さんは「僕は新島でした。わかるわかる!」と、50代オッサンならではの反応全開!
嘉門さんのコンサート情報は、こちらをご覧ください。
10月14日 鉄道の日に贈る「鉄」なヒットパレード
今回のゲストは、中村真理さん。
鉄道の日ということで、鉄道や列車にまつわるヒットナンバーをセレクトしていただきました。
おかけしたのは...
クレイジー・トレイン/オジー・オズボーン(オープニング)
モーニング・トレイン 9to5/シーナ・イーストン
「今でもきれいですね!56歳。どストライクですね」(邦丸)
ロング・トレイン・ランニング/ドゥービー・ブラザーズ
「フェアウェル・コンサートの時、この曲でトム・ジョンストンが登場して。
本当にかっこよかったなあ」(邦丸)
「この曲と、チャイナ・グローブのイントロは、無敵ですね」(真理)
夜汽車よ!ジョージアへ/グラディス・ナイト&ザ・ピップス
もともとは「ミッドナイト・プレイン・トゥ・ザ・ヒューストン」
直訳すれば「ヒューストン行深夜飛行」とでもいう歌。
それを、シシー・ヒューストンが行き先をジョージアに、飛行機を鉄道に置き換えて、
そのバージョンをグラディスがさらにカバー。
「ピップスって、コーラス、あんまりうまくないですけどね」(真理)
10月7日 サンコンjr.が選ぶ2015年リリースの新譜大特集
10月最初のゲストは、ウルフルズのツアー真っ最中というサンコンjr.さん。
今回は、今年リリースされた新譜の中からセレクトしたお気に入りの4枚をご紹介いただきました!
Touch and Go / Ringo Starr
なんともいえない「軽さ」が最高!これぞリンゴ節。
Some Peace Of Mind / Van Morrison with Bobby Womack
ヴァン・モリソンのデュエット企画モノから。
ヴァンは、ボビー・ウーマックにこの話をして、
断られたら企画そのものを変えようと思っていたそうです。
Sound And Color / Alabama Shakes
サンコンさん周辺のミュージシャンが口を揃えて「いい!」と勧めた
アラバマ・シェイクスの新譜。ホントにいい、です。絶句しちゃう音。
Trouble / Keith Richards
そして出る出るといって遂に出たキースの新譜。
絡み合うギターの音がなんとも心地よい...