第22回のゲストも、前回に引き続き、
元・文芸春秋『オール讀物』編集長で、
現在は『八重洲ブックセンター』の顧問を務めていらっしゃる、
鈴木文彦さんです。
今回も、大御所作家さんの素顔や仕事に対する姿勢を伺いました。
今回、素顔に迫った人物は「藤沢周平さん」!
読者が思い描く藤沢周平さんは「苦労人」。
作品からも「人格者」という印象を受けますが、
実際にご本人の人となりを伺うと、
作品通りの方で、締切厳守、律儀、まじめ。
コツコツと努力を積み重ねて来られた方なんだそうです。
鈴木さんが藤沢さんの旅行に同行した際も、
新幹線よりも鈍行の移動手段を好み、
じっくりと外の風景を鑑賞。
それが小説の描写や登場人物の心にも反映されているそうです。
そんな鈴木さんが紹介してくださった
「藤沢周平さん、おすすめの一冊」は、「ふるさとへ廻る六部は」です。
数多くある藤沢さんのエッセイの中でも「ふるさと」を題材にしたものは多く、故郷への愛があふれています。
現在、10月6日まで山形県鶴岡市にある「藤沢周平記念館」では
「開館5周年記念特別企画展 作家 藤沢周平の誕生」を開催中。
創作メモの展示など、藤沢作品のルーツを探ることができます。
気になる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
▼鈴木文彦さんが紹介してくれた一冊は
ポッドキャストと本TUBEでも公開中。
本TUBEでは【動画付き】でご覧いただけます!
(※閲覧は下のボタンをクリックしてください)