« 現場には行ってみるもんだ | メイン | 黄色いハンカチ »
2005年2月14日に東京・府中市で起きた事件を覚えていますか?
現場は当時の「多摩中央信用金庫」の駐車場。
営業課長だった後藤博樹さん(当時39歳)が、帰宅しようとしたところ、
男に包丁で腹などを刺されて殺害されました。
未解決のまま事件から12年になるのを前に、先週、母親のリウさんが
報道各社の取材に応じて下さいました。
『本当に大事な、かけがえのない息子でした』
リウさんは、真実の情報を提供して欲しいと、
現場の遺留品である腕時計の写真を掲げながら訴えました。
(写真:警視庁提供)
犯人の男が後藤さんともみ合った際に落とした「GUESS(ゲス)」社製の腕時計。
1995年モデルで、蛇腹式のバンドに付け替えられているのが大きな特徴です。
電池も3回ほど交換されているとのこと。
警視庁によりますと、男は20~40歳くらいで、身長は170~180センチほど。
やせ形で血液型はO型。 京王線府中駅の方向に走って逃走したそうです。
リウさんは、
『人には命の限りがあり、時間に限りがある。
できるうちに、できることをやりたい』と、
自ら街頭に立ち、情報提供を呼びかけ続けています。
情報は、府中警察署の捜査本部で受け付けていて、
電話番号は、042ー360ー0110 です。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。