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安倍総理が進めてきた地球儀外交を担ってきたのが岸田文雄外務大臣。今年2016年は、英国がEU離脱を決め、アメリカでトランプ氏が次期大統領に決まり、そして韓国では朴大統領が弾劾されるなど、日本の外交戦略が練り直しを余儀なくされた年...ということで、岸田大臣インタビューを敢行。
テレビ朝日系「報道ステーション」やニュースパレード月曜日の「Point of View」でおなじみ、後藤謙次さんをパーソナリティーに新春特番の収録。
放送は、2017年1月3日(火)午後2時半から3時半。箱根駅伝のあと。日米、日韓、日ロなど日本外交の行方や、岸田大臣のポスト安倍に向けた意欲がわかる1時間。お楽しみに!
収録後、岸田大臣と番組スタッフで記念撮影。写真左はモーレツな国会取材で知られる山本カオリ記者(元ミス法隆寺ね)。写真左は有馬記念に燃える迅英ブチョー(飛び込みで五輪を目指した元アスリート)。それにしても岸田大臣のリクエスト曲が意外!まさか槙原敬之とは。ポスト安倍は、早稲田OBの岸田さんと慶應OBの石破さんの早慶戦かなあ?
12月15日に開かれた日露首脳会談@山口県長門市。
総理の地元であり人口3万5000人の自然豊かな土地です。
温泉が5つあり、湯本にある大谷山荘(創業70年の温泉旅館)が
日露首脳会談の舞台。
長門市のこの日の学校給食は「ピロシキ」
外部への宣伝というよりも、
大人になったとき、子供たちが
歴史的な出来事(?)が故郷であったことを
忘れないようにするためなのかもしれません。
ロシア政府機@山口宇部空港
さて。
長門市は養鶏業が盛んで「長州地鶏」の焼き鳥店が多く、
各店は首脳会談を機に「焼き鳥の町」としてPRすることにしました。
そこで開発したのが・・・
ロシアには「シャシリク」という串焼き料理があり、
肉を酢やニンニク、ハーブなどの入った汁に漬け込んで焼いたものなのだそうです。
焼き鳥店30店で作る協議会は、これをモチーフに
ハーブと塩を使った焼き鳥と、
バルサミコ酢とハチミツで作ったたれに漬け込んだ焼き鳥の2種類を開発。
この2本にクリームチーズを添え、皿に両国の旗もならべました。
そこで食事をとっていなかった石森は、
取材をかねてホテルで紹介してもらった近所の焼き鳥屋さん「ちくぜん」へ。
うまい。
まじで。
でも「ちくぜん」のかたは、こういって笑います。
「一度もシャシリク食べたことないけどね」
わお。
カウンターで並んだ常連さんによれば
もともと長戸の焼き鳥には特徴があって
長ネギではなく、玉ねぎを使い、
卓上のガーリックパウダーを降って食べるのだといいます。
ためしにやってみると、おお、これは!
どちらかというとバーベキュー感覚でした。
日露首脳会談について町で話を聞くと、温泉地以外では
歓迎ムードと困惑が半々ぐらい。
お年よりも多いこの町で
慣れぬ交通規制に難儀していたり
押し寄せた街宣車におびえたり。
わずか1日だけの首脳会談が
高齢化や人口減に悩む町の経済に長期的に影響するかというと
疑問だとの声もありました。
でも。
きっと日露のメディア関係者は取材していて気づいたと思います。
この町のみなさんの親切さや優しさに。
交通規制の中で必死に安全で早い道を探してくれるた運転手さん
道を尋ねれば一緒に歩いて探してくれるおじいさん
急に取材をお願いしても一生懸命考えをまとめてくれるみなさん
おそらく皆似たような経験をしたことでしょう。
その経験を伝える機会があったら伝えたほうがいいと思います。
プレスセンターには山口の観光や物産を伝えるコーナーが設けられましたが
それよりもずっと、触れ合った人々の優しさが山口の魅力だと伝わりました。
空港に戻ったとき目にした
どことなく懐かしいキャッチコピーに
この町のホスピタリティーを重ねました。
「おいでませ山口へ」
今回、ロシア側は日本側が打診したこの地での歓迎行事を
全て断りました。
それ自体、今回の会談に臨むロシア側の姿勢を示すものでありました。
ただ、
「交渉術」なのか「本当に忙しかった」のかは別にして
大幅に遅刻してきたプーチン大統領に聞きたいのです。
「冷たい雨の中
小旗を振って迎えた市民や子供たちが
3時間も待っていたことに気がつきましたか?」
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衆参両院で単独過半数を占める自民党の強硬な議会運営が否応なく目立つ
臨時国会が間もなく閉会します。納得する訳にはいかないですが、あらためて
「政治は数、数は力」という図式を思い知らされた気がします。
トランプ政権誕生で先行きがまったく見通せなくなったTPP承認案・関連法案、
野党が「年金カット法案」と呼ぶ年金制度改革法案、
そして通称「カジノ法案」~IR整備推進法案。この3つの法案は自民党がどう
説明をしようが「政治は数、数は力」そのものの審議・採決だったと言わざるを得ません。
自民党の国会運営は遮二無二ということばを想起させる。
遮二無二を辞書で引くと【後先のことを考えず、がむしゃらに物事に取り組むこと】
とあります。また、【周囲の状況に目を配らず、強引に事を進める事】ともあります。
時にはがむしゃらに事に取り組むことが必要な場合もあります。
しかし、自民党の今国会運営については「後先のことを考えない」あるいは
「周囲の状況に目を配らない」姿勢ばかりが目立ったのではないでしょうか。
一方、蓮舫代表体制となって初めて迎えた民進党の国会対応はひと言でいえばチグハグ。
衆議院におけるTPP承認案、関連法案では委員会採決で「強行採決 反対!」などと
書かれたおそろいのボードを掲げてTVカメラに向けてのアピールばかりが印象に
残りましたが、議会運営では与党に歩み寄り、一旦は本会議採決に同意をしています。
これはチグハグ。さらには「IR整備推進法案(カジノ法案)」では党としての法案に対する
賛否が見えないまま、衆院採決を退席し、その直後に「法案反対」を表明しました。
そんな調子だから、その後の参院審議~採決、衆院回付にも真剣度に疑問符が
付きまといました。
チグハグを辞書で引いてみる。【「ちぐ」は「鎮具」で金づち、「はぐ」は「破具」で釘抜きを
意味し、金づち と釘抜きを交互に使っていては一向に仕事が進まず、
何をしているのか解らないこと】、だそうです。
民進党~まさにチグハグ。
遮二無二とチグハグ。この国の行方に暗澹とした気持ちになる年の瀬だ。
報道スポーツセンター部長 関根英生
ご無沙汰しております。
ウラの方です!
宮城県の亘理郡にある山元町へ
取材に行ってきたのですが
はい、バス停...ん??駅?
町役場のバス停ですが、山下駅の表示もあるんです。
なぜ、バス停で山下駅なのかと言うと
と、いう事で、東日本大震災で常磐線の運休区間が
5年以上も代行バスだったのです。
まだ、全線再開という訳ではないのですが
12月10日には運休中の常磐線「相馬駅」~「浜吉田駅」間が
再開になるんです!!
で、山元町に何しに行ったのか?
詳しくは後日改めて、、、
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