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2016年8月20日 良質なナショナリズム

リオデジャネイロオリンピックもあと2日となりましたが、きょう現在、
合計41個のメダルを獲得。獲得した総メダル数の41、そして金メダル12個は
いずれも史上最多だ。
先ほど(8/20 10:40)銀メダルを獲得した陸上男子100×4リレーでは
テレビ中継をスタジオで一緒に観戦していたスタッフ全員が立ち上り、
画面に向かって絶叫し、声援を送った。
おそらく日本中で大きな拍手や歓声が起きていたことだろう。
それは多くの日本人が「日本頑張れ」の気持ちで一つになった瞬間であり、
自身が日本人であることをあらためて思い知る瞬間であり、とても充足感がある瞬間だろう。
国を愛する気持ちは誰かに言われて発露するものではない。
「日の丸」も「君が代」も押付けられて受入れるものではない。
そう考えるとオリンピックやパラリンピックで全力を尽くして戦い活躍する選手たちの姿を見て
共に声援を送り、結果に涙することはとても尊いことだと思う。
いわば「良質なナショナリズム」だ。
一方、勘違いとは言え、リオ五輪の壮行会で選手たちが「君が代」を歌わないことに
苦言を呈した組織委員会の森喜朗会長の言動は私には今さらながらとても小さく映る。
報道スポーツセンター部長 関根英生

文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

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