ご無沙汰をしてしまってますね。
のりかずのウラの方です。
東日本大震災からまもなく5年
先日、南三陸へ行ってきました。
2012年に、南三陸の取材をしているのですが
南三陸町の歌津地区の仮設住宅近くにある
「あづまーれ」と呼ばれているテント
今回、取材に行く前に
「4年前に伺った"あずまーれ"って...」
と問い合わせたところ
『あー、まだありますし、みなさんもいますよー!是非来てくださーい!』
と明るい返事があり、伺ってきました。
このテント、学校の校長先生とかが運動会の時に
観覧席として使っているテントと同じモノです。
震災後に設置された"あづまーれ"と呼ばれるこのテント
何をする場所かと言うと...
はい、カフェなんです。
2012年に伺った時と変わった事は
・雨風避けのシートで覆われた
・利用者が多少減った
と言う感じで、5年近くこのテントは変わりなく
カフェあづまーれとして稼動していました。
このカフェ、仮設住宅に住んでいる皆さんが集う場所で、
みなさんマイカップを持ってやってきて、和やかにお話を
されていました。
2012年の時点ではこのテントいっぱいに人が来ていて
外部からの支援もあり、マイカップが無くてもお茶は飲めていたのですが
支援も少なくなり、マイカップを持ってこなければならないそうでしたが
代わる代わる仮設住宅からおばあちゃんおじいちゃんが集まっていました。
取材についての事は、また後日放送やこちらでお話しますが
あづまーれに来ていた、おばあちゃんやおじいちゃんが
『お兄ちゃん何処から来たの~?東京??この前の雪大変だったね~大丈夫だった?』
とか
『お兄ちゃん前にも来てくれたよね~』
とか
『お!文化放送!!えーと、なんだっけ...夜中に聞いてるぞ!!』
とか
超フレンドリー&超親切に接してくれて
東北人の寛大さと言うか強さを改めて実感。
あづまーれ以外でも今回の南三陸取材で東北人の強さを感じたのですが
今日はこの辺で。
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