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少し前の話になりますが、
先月、国会内で高校生100人と国会議員らが議論しあう催しがありました。
この催しを取材するのは二回目なのですが、今回は特別な意味がありました。
それは選挙権年齢が18歳に引き下げられることが決まってから
初めての開催だということです。
それもあってか
与野党の幹部のあいさつも「有権者」としての高校生を意識したものでした。
興味深かったのは、与野党の何人かの幹部が
自らの政策を宣伝するのかと思いきや、
『もちろん私たちは自分の政策に自信を持っていますが
皆さんは私たちの言うことも疑ってください』と話したことでした。
互いに政策を主張し、批判しあっている議員らが、
この場では大人として「自分で考えることの大切さ」を説いたのです。
18歳に選挙権年齢が引き下げられるにあたり
「学校で政治をどう教えるか」が課題になると言われています。
でも、世の中の人がどのように働き、どのように暮らし、
何に困っていて、何を求めているのかを知ることも、
選挙で投票するためには大切なことなのではないかと思います。
これらは教室にいるだけでは知ることができません。
10代から、できるだけ様々な立場の人と
実際に触れ合う機会を持つことが必要なのではないかと思いました。
その上で、自分で考える力を身に着けることが大切なのかなとも。
・・・あ、でも大人の自分もできていなかったりして。
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