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9月10日、気象庁が茨城県と栃木県に大雨特別刑法を発令。
直ちに鬼怒川の水が溢れた茨城県常総市の若宮戸へ向けて出発。
しかし・・・現場が近づくに連れ、渋滞が激しく車が前に進めない状況に。
道路があちらこちらで冠水のため通行止めになり、県内の鬼怒川にかかる橋が
すべて通行不可になった。
行き先を変更し、石下地区へと向かう。
昼、雨は上がったものの、水かさは増える一方。わずか10分ほどで20センチくらい水位があがり、
車が次々と水没。道路は封鎖となっていく。
見えていた地面もあっという間に見えなくなり、我々も直ちに避難するよう指示を受ける。
田畑も水没。稲の穂先も完全に水に浸かってしまい、まるで大きな湖の中にいるかのような景色が広がる。
警察、レスキュー、ボートをつんだ自衛隊の車両が次々、現場にむかい、
救助活動が行われた。警察によると、救助要請がひっきりなしに入っているという。
現場近くで、救助されたばかりの男性と遭遇。
わずか10分ほどの間にトラックの窓のところまで水が上がり、車の屋根に避難。
2時間後にボートで救出されたあと、トラックは水で流されていったという。
間一髪の救助。
「自然の怖さを思い知らされた」と語った男性の言葉が耳にこびりついている。
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