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7月2日~6日まで、ビザなし交流で国後島と択捉島を訪問。
報告、第3弾は番外編。
ビザなし交流では恒例の文化交流、今回は能面と日本庭園を紹介。
能面づくりの実演では、大人も子供も興味津々、能面が披露されると、大人はもちろん、子供たちも一斉にスマートフォンを取り出して撮影。
携帯電話開通は、択捉島=2005年、国後島=2006年。
今ではほとんどの島民が携帯電話を持っているそうです。
インフラ整備により道路が舗装されていますが、未だでこぼこ道も多く、島内を走る車はRV車かトラック。壊れにくい日本車がほとんどでした。
見かけはあきらかにバス停ですが・・・島民に聞いたところ、バスは走っておらず、いわゆるヒッチハイクをする目印とのこと。本当のところはわかりません。
択捉島では、一般家庭に訪問しました。
私が訪問したのは、択捉島で最大の水産加工会社ギドロストロイの社員のお宅。
大きなテーブルに乗り切らないほどの料理でもてなしていただきました。
写真の料理は一部。ピロシキ、ボルシチなどの伝統的なロシア料理ではなく、一般的なロシアの家庭料理だとか。デザートも数種類ありましたが、話が弾んで(日本語とロシア語とゼスチャーで)料理をゆっくり食べる時間がなかったことが悔やまれます。
ちなみにロシアでの食事ですが・・・
友好の家「ムネオハウス」での昼食
エトピリカ号でのある日の夕食
総勢、75名ほどの団員とともにした3泊4日の北方領土訪問。
日露の人々の交流が主な目的ですが、この交流事業を見直すべきとの声も出ています。
24年目となるビザなし交流は、始めたころは隔たりがあった眼差しも、回を重ねる毎に暖かいものにかわり、友情と信頼関係を醸成してきたのは事実。
日露間で進める領土交渉の後押しになることが期待されます。
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