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新宿御苑で開催された「総理と桜を観る会」に行ってきた。
御苑の桜はソメイヨシノより八重サクラやしだれサクラ、カンザクラなどが多く、
この時期がもっとも壮観、壮景だ。
去年のこの会で安倍総理は自作の句を披露した。
「給料の上がりし春は八重桜」
アベノミクス効果をアピールしたい気持ちは分からなくもないが、
出来栄えは???で、不評。
そこで今年は良寛の句を引っ張ってきた。
「世の中は桜の花になりにけり」ますますの好景気を祈念したのでしょうが、
桜の花が咲き誇る時間の儚さを考えると、はじけ飛ぶ「バブル」を
イメージしてしまうのは私だけだろうか?
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ちなみに第1次安倍政権のとき安倍さんが詠んだ句は芭蕉の句だった。
「さまざまのこと思い出す桜かな」
むしろ今日、この句を披露した方が深い感じがする。この句のように、
過去を常に顧みて浮かれない政権姿勢を示す方が好感度は高いのでは。
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