1万8千人を超す死者・行方不明者を出した東日本大震災の発生
(2011年3月11日)から4年が経過します。
復興庁が2月に集計した全国避難者数は22万8863人にのぼり、
さらには、公表している震災関連死の死者数は3000人を超す。
被災者にとって4年前の「大震災」ならびに「東電福島第1原発事故」は
いまだ厳しい現実下にあり、復興までの道程がほど遠い事と
日常を取り返すことができない現実が横たわっている事を数字が物語っている。
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一方、私たち文化放送報道Gはこの「国難」といえる大震災と
充分に向き合ってきたか? また、伝えてきた視点や取上げたNEWSに当てた
FOCUSは正しかったか? 自問を繰り返す。
「風化させない」
言うは易いが本当に風化させないためには継続する力と
曇りのない視点が必要だ。はたして私たちは4年間、この未曾有の大災害を
報道する中で「教訓」を咀嚼してきただろうか?
これからも報道する姿勢を正し、試行錯誤を繰り返しながら、今まで以上に
瞳を見開きたい。
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「ニュースパレード」では3月9日(月)~13日(金)、
特集として"被災地の真実"を放送します。是非お聴きください。
文化放送報道スポーツセンター部長 関根英生
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。