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時は元禄十五年...とは、おなじみ忠臣蔵。赤穂の義士が吉良邸に討ち入った12月14日、みのさんがズバッと政党幹部に斬り込んだ。
お聴きいただいた方はいかがお感じだろうか?
自公で325議席。
これを与党の圧勝と見るかどうかは見方が分かれるところだが、自民が5議席減らしたのに対し公明が4議席増やしたこと、そして、そして、原発立地自治体で11勝3敗と完勝したのは注目に値する。
支持母体をフル稼働しての選挙が徹底している公明党は、本来なら無党派層からの得票を受けにくい政党。なのに4増したのは、「今の野党よりは与党でいいけど、集団的自衛権などで暴走は阻止してほしい」「軽減税率など庶民にやさしい政治を忘れないでほしい」といった有権者の声の表れか...。
原発立地自治体での勝利も興味深い。安倍自民が「この選挙はアベノミクスの是非が問われる選挙」と位置付けた結果、原発再稼働問題が大きな争点にならなかったという結果であろう。
このほか、首都東京の25小選挙区で自公が23勝2敗と、都市型政党の民主党を寄せ付けなかったことにも注目したい。大阪19小選挙区でも維新の党が惨敗した。
今後、年代別投票率など様々な数字が明らかになってくる。「所詮、数字は数字」とあなどることなかれ。数字はときとして雄弁に実情を物語る。
特番責任者のアタシとしては、みのさん以下、スタッフ全員が持ち場で頑張った「みのもんたの総選挙開票スペシャル」が高い聴取率であることを祈る。(オチはそれかい?)
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