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東京・葛飾区柴又で上智大学4年生の小林順子さん(当時21歳)が
殺害され、自宅が放火された事件から、今日で18年が経ちました。
今年も、現場の自宅跡地では献花式が行われ、
ご遺族や警視庁の捜査員が花を手向けて冥福を祈りました。
(※献花式の様子をスマホで撮影する勇気はありませんでした・・・)
今年は、命日を前に新たな発表が2つありました。
1つめは、3Dプリンターを使って再現した現場の建物の模型です。
すでに現場の自宅は取り壊されていますが、立体的に再現することで
当時の状況を正確に把握し、再び記憶を呼び戻すきっかけになるのではと
期待が寄せられています。
2つめは、順子さんの遺体に掛けられていた布団から
犯人のものと思われるA型の男の血液が検出されたことです。
これは、すでに発見されているマッチ箱 (玄関の靴箱の上に残されていた) に
付着した血液とも、DNA型がほぼ一致しています。
父親で、「宙の会」(殺人事件の被害者遺族でつくる会)会長の小林賢二さんは、
「諦めることなく事件解決を願っている」と話しましたが、冒頭の一言が重く響きました。
「今もし彼女が生きていれば40歳になります」
18年という歳月は、やはり長いです・・・。
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