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さて、すでに部長の記事も掲載されていますが、この度、制作部に異動となりました。
遊軍記者としての4年間半。
政治から社会、季節の催事やいわゆる「やわネタ」まで、
本当に幅広い現場に行ったことは本当に大きな経験となりました。
まず、裁判を傍聴し、裁判員制度を取材することで、
司法のあり方だけではなく、市民が社会に参加していくことまで深く考えるようになりました。
裁判員経験者の方々の言葉には頭が下がるばかりです。
また、東日本大震災では、茨城空港で大きな揺れに遭遇し、
そのまま北茨城やいわきを取材しました。
その後も何度か被災地に足を運びましたが、
津波の爪痕、がれきの山、原発事故の影響など、震災の被害の甚大さを痛感しました。
「津波の恐ろしさを侮っていた」「原発事故さえなかったら」「三鉄の復活は本当にうれしい」
一生忘れられないだろうな、という言葉や音をいくつも聴きました。
記者ではなくなったとしても、復興の歩みを見続けようと思います。
そして、ことし2月の冬のソチ・オリンピック。
さまざまな選手の喜びや悔しさ、笑顔、涙を目の当たりにしました。
ロシア語が難しかったり、ホテルの部屋にイスがなかったり、
大変であっという間でしたが、とても充実した、今思えば楽しい経験でした。
レポートやブログの記事を通して、僕が取材した相手の思いが少しでも届いていれば幸いです。
本当にこれまでありがとうございました。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。