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2014年4月14日 一句の意味

安倍総理大臣が主催する「桜を見る会」が4月12日(土)に新宿御苑で行われ、
迅英も行ってきました。
昨年は八重桜もピークを過ぎ、肌寒い中での「桜を見る会」でしたが、
今年は気候も良く、ほぼ満開の新宿御苑でした。
消費増税直後というタイミングにも係らず「アベノミックス」に内閣支持率が下支えされ、
安倍総理は自信たっぷりに自作の句を披露しました。
『給料の上がりし春は八重桜』
これは今年の春闘で、大手企業のベアが相次いだことを念頭に、
政府の賃上げ要請の成果に自信を示したものですが、果たして迅英には実感が乏しい。
Gyoen2014.JPG
第1次安倍内閣の2007年にも「桜を見る会」は開催されています。
この時には安倍総理は芭蕉の句を引用し、披露しました。
『さまざまのこと思い出す桜かな』~意味深です。
同年7月に行われた参議院選挙で自民党は惨敗、9月には総理本人の体調不良もあり突如辞任という
負のシナリオをなぞった第1次安倍内閣でした。
*****
はたしてこの一年、集団的自衛権、TPP、対中・対韓・対露外交、10%増税の判断等々、
安倍総理の舵取りに国民の注目が集まります。
政権が遮眼帯を着けて独走しない事を心より望みます。

文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

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