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東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県の三陸鉄道。
南リアス線、北リアス線ともに全線で運転を再開しました。
写真は最後まで不通区間だった北リアス線の島越駅に到着する久慈行き。
南リアス線の駅でも北リアス線の駅でも、
大漁旗が掲げられ、「祝 三鉄」と書かれた旗を振ってたくさんの人が歓迎していました。
沿線ではまだまだ津波の爪あとが残っています。
家は高台に移転し、駅前は更地のまま、防潮堤などの工事が進んでいます。
また、赤字を抱える会社にとって、乗客を増やすことは重要な課題で、
震災学習列車など、外から人を呼び込む企画を打ち出しています。
「まるで開業した時みたい」という沿線の盛り上がりに
公共交通機関の復活だけではない、復興に向けての大きな意義を感じました。
トンネルの向こうに小さくヘッドライトが見え始めて、ピーッ!と汽笛がこだまする。
白地に赤と青のラインがまぶしい車両に皆が笑顔で手を振る、本当に胸が熱くなる光景でした。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。