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15日のダイヤ改正で寝台特急「あけぼの」の定期運行が終了しました。
あけぼのは上野~青森間を結ぶ寝台特急で1970年(昭和45年)に運行が始まりました。
「さよなら」と言いつつ、今後は休日などに臨時列車として運行されることになります。
いわゆるブルートレインは利用者数が減ったことや、
車両が老朽化したことなどから廃止が相次いでいます。
「残してほしかった。一晩夜を通して走るワクワク感があった」
「新幹線よりも味がある。ブルートレインに乗る、という特別な気分になれた」
上野駅13番ホームで見送った人からは惜しむ声が聞かれました。
「ピーッ!」とかん高い汽笛が鳴り、発車していくあけぼのの窓からは、
写真などを掲げながらホームに向かって手を振る人たちの姿がありました。
移動が手段ではなく目的になる列車がなくなることは個人的にもちょっと寂しいです。
ガタガタと揺られてウトウトしつつ、「今どの辺りを走ってるんだろう」と
時刻表と外を眺めたり・・・・・・夜行列車の醍醐味だと思います。
あけぼのは今後、臨時列車として運行されますが、その時にぜひ乗りたいものです。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
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よろしくお付き合いください。