いよいよ17年ぶりに消費税が上がるねー。私は増税論者で、「国民負担は割り勘で」の論理から、15%まで上げるべきというのが持論。(ゴメンナサイ)
しかし、家計への負担増は避けられず、景気が一時的に冷え込むリスクが高いのは事実。
「ニュースパレード」では、3月31日から1週間、連日、消費税増税にまつわる動きをお伝えするね!
写真は、増税後の生活防衛術について、おなじみの荻原博子さんに取材しているとこ。(私、顔、黒いな。松崎しげるか?)
他にも、スーパー、牛丼チェーンなどリテール、さらには、増税で腰折れする派と大丈夫派の識者の声も、鋭意、ギャザーしてますよー。(ルー大柴か!「集めてる」と言え!)
スーパーでは、買い置き応援ということで宅配サービスまで登場。
「商品入荷は4月以降ですけど、今、お支払いただければ税は5%のままでOK」というお店はZARA。(あっ、ZARAはうちの恋女房のお気に入りショップだったわい)
泣いても笑っても増税は避けられないけど、4月以降は、小売り業者がどう工夫し同業他社と差別化を図るかだね。
牛丼チェーンなんて、値下げのすき家か、付加価値の吉野家か、谷間の松屋か・・・でわかれるし。
17年前、3%が5%になったときは、54兆円あった税収が38兆円まで減った。その後、デフレが15年も続き、景気低迷の大きな要因となった。
それでも、年々1兆円ずつ増える社会保障費を賄うには増税は避けて通れない。むしろ「一強他弱」状態の安倍さんの時代に上げておかなければ財政赤字も改善しない。
みなさんは来週の「ニュースパレード」を聴きながら、何をお感じになるでしょうか?(8億円で熊手を買えるほど余裕がある人はそうそういないもんね)
春は番組改編の季節。報道部では、部長の迅英さんの骨折りで、日曜朝(AM5:05~5:20)に番組枠をゲット。
番組名は「週刊ニュースルーム」。報道部のデスクや一騎当千の記者たちが、世の中の動きを「イロハのイ」から解説する番組。
後半には、それぞれのキャラが出る2分間のフリートーク枠もあるので、是非聴いてみてください!
パーソナリティーは室照美アナウンサー。日曜の早朝にふさわしい声の持ち主で、何事にも前向きに取り組む期待の星。
アタシなんぞは、この番組にレギュラー出演したいくらいだわ。
取材力、企画力、構成力、説明力、それに人脈...これが記者に問われる5本柱。ラジオの場合は、加えて独自のキャラが立てば鬼に金棒。
普段はあまり聴けない内容が飛び出す番組にしますので、ご期待くださいね!4月6日(日)AM5:05、スタートです!
15日のダイヤ改正で寝台特急「あけぼの」の定期運行が終了しました。
あけぼのは上野~青森間を結ぶ寝台特急で1970年(昭和45年)に運行が始まりました。
「さよなら」と言いつつ、今後は休日などに臨時列車として運行されることになります。
いわゆるブルートレインは利用者数が減ったことや、
車両が老朽化したことなどから廃止が相次いでいます。
「残してほしかった。一晩夜を通して走るワクワク感があった」
「新幹線よりも味がある。ブルートレインに乗る、という特別な気分になれた」
上野駅13番ホームで見送った人からは惜しむ声が聞かれました。
「ピーッ!」とかん高い汽笛が鳴り、発車していくあけぼのの窓からは、
写真などを掲げながらホームに向かって手を振る人たちの姿がありました。
移動が手段ではなく目的になる列車がなくなることは個人的にもちょっと寂しいです。
ガタガタと揺られてウトウトしつつ、「今どの辺りを走ってるんだろう」と
時刻表と外を眺めたり・・・・・・夜行列車の醍醐味だと思います。
あけぼのは今後、臨時列車として運行されますが、その時にぜひ乗りたいものです。
きょうは多くのメディアが被災地から番組を放送するだろう。
でも忘れてはいけないのは、
多くの被災者のかたが首都圏などで暮らしており、
故郷への想いを抱いていること。
今、そういうかたがたに連絡をとり、お話を伺っている。
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新しい地域に馴染めないかたもいる。
帰るか帰らないのか帰れないのか、決断しかねている人も。
その視点を欠いてはいけない。
3年が過ぎた、というのはそういうことだ。
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震災から3年が過ぎ、
被災者の皆さんにとっては
現実と向き合い将来を考えなければいけない時期に来ている。
だとすれば、今は被災地以外のかたも
一緒に現実を見つめ、将来を考えることが最優先で、
個人的にはメディアもそうあるべきだと思う。
感動の涙なら、いつか一緒に流せばいい。
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総理はきのうの会見で「心の復興」にも力を入れると語った。
医師や地域や家族が連携できる仕組み等が必要だ。
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ただ「心の二次災害」が何によって引き起こされているかを考えれば、
復興格差を感じさせず、
仕事や教育、医療などの面で「将来を見通せる状況」を
一刻も早く作らなければならない。
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画像は石巻駅前の「からころステーション」
精神科医らが日々、被災者の心のケアにあたっているが
4割が不眠、4割が不安を訴えている。
休日を利用して、1年半ぶりに、仙台市若林区荒浜~名取市の海岸沿いを訪ねた。
前回は陸上自衛隊のバスで移動したため、いつか自分のペースでじっくり見てみたいと思っていたから。
名取市の閖上(ゆりあげ)地区は、朝市が奇跡の復活を遂げているけど、荒浜地区はガレキが撤去されただけの状態。
この日は、「震災を風化させない集会」が開かれ、「絆」などと書かれた犠牲者を悼む灯篭が...。
あとは、1階部分が津波でえぐり取られた寺が、いわゆる震災遺構としてポツンと残されているだけ...。
昨季の東北楽天Vやソチ五輪での羽生選手金メダルは、この地域に住んでいた方々にも勇気を与えたことだろう。
対して、我々メディアの人間には何ができるのか...浅学の私には、その答えが見つからない。
さて、「ニュースパレード」では、きょう(10日)から3日間、シリーズで震災3年企画をお伝えする。
きょうはIBC岩手放送さんから、明日以降は、石川真紀キャスターの現地取材とN記者の福島・小名浜レポなどをお伝えする予定。
何が正解かわからないけど、あまたある事実の中から、3年後の「今」を伝えていくしかない。
福島県双葉郡双葉町~東京電力福島第一原発が立地し、東日本大震災による
原発事で町の96%が「帰宅困難地域」に指定され、震災当時の町民およそ
7000人全員が避難した。しかし、いまだに帰還の目途はまったくたっていない。
双葉町にある福島県立双葉高校は過去夏の甲子園に3回出場した野球名門校だ。
東電福島第1原発からおよそ3キロに位置する双葉高校は震災後、県内の
サテライト校4校に分散し、授業を継続していたが、震災から1年経過した
2012年からは、いわき市にあるいわき明星大学構内の施設を臨時校舎としている。
名門:双高野球部も単独ではチームが編成できず、相馬農業などと合同チームを
編成し「相双福島」としてチームを存続させ、予選を戦ってきた。
しかし、昨夏の大会が終わり、3年生4人が引退した後、残った野球部員は1人。
その後、野球経験はないものの双高野球部存続の意気に感じてくれた2人の2年生が
新たに入部してくれた。1人は女子だ。(マネージャーではなく、「選手」として入部!)
実は昨年末、県の教育委員会は双葉高校を含む双葉郡内5高校の生徒募集は
2014年度で停止し、2016年度末で休校にする方針を示している。
その後、休校する5校を統合して広野町へ中高一貫校を設置する。
事実上の統廃合であり、学校も野球部も新たなスタートが余儀なくされる。
この春に入学する1年生は「最後の双葉高校」の生徒だ。
新入生の中から1人でも2人でも野球部への入部者がいるといいな、と思う。
今年も単独チームで夏の大会予選を戦うのは難しいにしても、
あと3年、何とか名門双高野球部のユニホームがグランドを躍動して欲しい。
2011年3月11日以来、逆境にめげず、伝統の灯を消すことなく、
純粋に野球に打ち込んできた双葉高校の野球部員に私はエールを送る。
「頑張れ!双葉高校球児たち!」
震災から3年。被災地に思いをはせ、すごくセンチメンタルになってしまう
自分を叱咤激励しながら、私は、途切れさせない「被災地報道」を続ける決意を新たにする。
文化放送報道スポーツセンター部長 関根英生
MLBやプロ野球のオープン戦の話題が連日聞かれるようになった。今月後半にはどっちも開幕だもんねー。
開幕と言えば、選抜高校野球大会も3月21日が開会式だ。
実は、ニュースパレードの取材陣の中に、2人、母校が甲子園に出場するという人物が・・・。
1人はアタシ。春13回、夏12回の出場を誇る四国の名門、今治西だ。
前回出たおととし夏の甲子園では、楽天ドラ1の松井くん(神奈川・桐光学園出身)を全国区にしてやった学校である。
松井くんに喫した22三振以来、ネットでは「空振り西」と叩かれ、「甲子園に素振りに行ったのか?」と揶揄され、悔しい思いをしてきたが、今回は走攻守ともにスケールアップ。「8強くらいはいくじゃろ」とひそかに思ってる。
もう1人はベテランのT記者の母校、都立小山台である。21世紀枠とあなどることなかれ、結構、強い。伊藤くんはいいピッチャーだ。
来週14日は組合せ抽選会。横浜、佐野日大、日本文理、三重、龍谷大平安、智弁和歌山、沖縄尚学あたりはかなり強そうだけど、わが今治西も小山台も、参加32校のうち7校しかない公立校。強豪私立相手にがんばりますよ~。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。