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ゴーストライターは自らを「共犯者」だと語った。
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残念ながら「本人の名義で別人が本や楽曲を書く」ということは今に始まったことではない。
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今回注目されている点は、
「プロフィールを偽ったのではないか、それにともなう不正はなかったのか」という疑惑。
「楽曲に対する純粋な評価ではなく、
そのプロフィールを根拠にメディアなどが祭り上げたこと」・・・といったところか。
音楽「業」界の構造的な問題点を指摘する声も聞いた。
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でもこのニュース、もうひとつ注目すべき点があると思う。
それは、
「一度できあがってしまった人間関係は、
なかなか変えることができない」という恐ろしさだ。
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過去に「良好な関係」があっても、片方が変質してしまう(或いは本性が出る)ことはある。
しかし、それでも、もう片方が過去の経験に縛られて不均衡な関係を断ち切れないケースがある。
今回がそうとは言い切れないが。
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「相手を信じたい」という気持ちは尊いが、時にその目を曇らせることがある。
人は増長し、時に嘘をつく生き物。
ただし、関係を保ちたいがために、その嘘に「気が付かないふり」をするのも
また、罪なことであると思う。
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「共犯者」はどこにいる?
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。