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1月15日(水)に日本記者クラブが主催した
東京電力福島第1原発と第2原発の取材団に参加しました。
関係者は第1原発を1F(いちえふ)第2原発を2F(にえふ)と呼びます。
メルトダウンをして圧力容器から格納容器の底に流出した(とみられる)
核燃料は冷温状態にある(とみられる)とは言え、
1F内の放射線量は危険値をはるかに超える高さを示していて、
昨年末には25msv/hを記録しています。
写真は1F内の高台から1号機から4号機を眺望したものです。
【手前から4号機・3号機・2号機・1号機】
1Fにおけるもっとも深刻な状況は「汚染水」。
すでに970基以上のタンクが敷地内に立ち並んでいます。
その容量は40万トンを超えます
冷却水は放射能物質を取り除きながら循環使用しているとは言え、
毎日毎日山側から流入する地下水800tのうち400tは
海に流れ込んでいます。
総理がいうUndercontrol はこの現実の下には簡単に論破されます。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。