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2013年10月14日 経世済民

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アメリカでは国の借金の上限が決められており、
17日までになんとか上限を引き上げないと「債務不履行」になる。
世界経済が動揺する恐れがあるが、野党共和党は強硬姿勢を崩さない。
取材した某社のチーフエコノミストは、今後の見通し等を話して下さったあとにこう語った。
〜〜〜
『アメリカでは子や孫の代までお金に困らないことを願い、
国が借金をしすぎないように「債務の上限」を国民自身がきめたのです。
何度も上限を引き上げてはいますが、それでも「無制限な借金の歯止め」の効果はあるのです。
つまり国民の目が厳しい。
しかし日本では消費税増税が決まったとたん、チャンスとばかりに各省庁は予算を要求してきます。
「国民が我慢しようとしているのに」です。
なのに優しい日本人は「どうせそんなもんだ」と悲しく諦める。我慢する。
私の母も我慢が美徳と考え苦しさを口に出さなかったため
病気が手遅れになって亡くなってしまいました。
我慢や諦めは決して美しいことではないと、経済についてコメントする我々は
常に呼び掛けなくてはいけないのだと思います』
~~~
優しい笑顔のエコノミストを前に僕は唇を噛む。
マイクをしまう前にそれ言ってよ〜(;_;)
~~~
そういえば最近、国会班の相棒の記者と
「経済という言葉の意味が、なんか狭く受け取られているね」「だねー」という話をした。
「経済」という言葉は「経世済民(or経国済民)」の略。
本来は「世の中を治め、人民を救う」という意味なのに。

文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

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