東京消防庁が、去年1年間の火災について発表しました。
去年1年間で発生した火災の件数は、5089件。
このうち、出火原因の最多は「放火」!
実はこのところ、ずっと火災原因の最多は放火なんです
前の年と比べて150件減少し、最近5年間では最も少ないとはいえ
「放火の疑い」も含め、件数は1507件、全体のおよそ3割をしめています。
なお、放火に続いて多いのは「たばこ」。 出火原因の5位には「火遊び」が入っています。
91年の牛肉オレンジ自由化。アメリカの圧力に押され、安い果汁が輸入されるようになって、愛媛の実家はみかん栽培をやめた。(大学を出てからでよかったよ・・・)
あれから12年・・・日本は、TPP交渉参加表明にさきがけ、牛肉の輸入規制を大幅に緩和。
参加表明後は、アフラックのがん保険を郵便局で売れるようアメリカの要求を呑んだ。(オバマ大統領がペリーに見えるぅ)
きょうは、JA中央の臨時総会を取材してきた。
そこで口々に上がったのは、TPP参加交渉と並行して行われている日米協議で、アメリカに押されまくっていることと、交渉の情報開示があまりに乏しいことへの懸念。(条約だもん仕方ない・・・で済むかっちゅうの)
下手をすると、自動車は輸入規制が緩和され、かんぽ保険とアメリカの保険の競争条件も大幅に緩和される。(日米修好通商条約か!)
それでも、経済界にとってはメリットもあろう。ただ、安倍さんが守ると言った「美しい田園風景」は、日本から消える可能性もある。
「農業を成長産業に・・・」といううたい文句からは、就業人口が200万人を切ったわが国の農業をどう建て直していくのかは見えてこない。(株式会社を参入させて、棚田をぶっ壊すだけでしょうが)
牛肉オレンジが自由化されたとき、「国境に入れても食卓に入れなければいい」と述べた政治家がいた。実際はどうか? バンバン、食卓にも外食産業にも入ってきているではないか。(とかいいつつ吉野家に行ってるけど)
TPP交渉は12人乗りのバス。走る方向が「国益」と別方向なら、降りる勇気も持つべきだ。(ピンポン押せばいいんだから)
私は参加交渉の行方を、かつて打撃を受けたみかん農家のせがれとしてシビアに見ていくし、少なくとも、メルセデスやトヨタなどより劣るアメ車(チェロキーはかっこいいけど)も買わなければ、米国産の牛肉(安いから手を出したくなるけどね)にも手を出さないつ・も・り。
「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。
誰も気がつかない間に変わった。 あの手口を学んだらどうか」
と、暴言し、世界世論を相手に暴走したのは麻生副総理。
でも実際には「ワイマール憲法」は改正(改悪)されていません。
「ナチス憲法」も存在しません。
ヒトラー内閣成立後、成立したのは「全権委任法」です。
この悪法は政府に立法権を委譲する法律で、ヒトラーによる政治工作の結果、
国会で3分の2以上の賛成を持って成立しました。
ヒトラーは「全権委任法」を手にしたことで「ワイマール憲法」を無視し、
独裁者としてドイツ国を支配するに至りました。
以降、ヒトラーはユダヤ人迫害のため、ユダヤ人の人権や生存権を
否定する非人間的な法律を次から次へと成立させました。
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麻生氏は「全権委任法」を「ナチス憲法」と混同し、しかも、
「全権委任法」を手にするための政治工作を「あの手口」と言い表したのだと、
私は発言を読み取る。そこに、たとえ恥ずべき無知と巨大な誤解があったとしても、
言葉にしてしまった以上、麻生氏の責任は強く問われなくてはならない。
絶対に許されない。
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