シリア北部で取材中に撃たれた山本美香記者の告別式を取材した。
実家のある山梨県都留市は美しい自然に囲まれていた。
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山本さんは『紛争地帯にも人々の暮らしがあり、
子供らが理不尽に傷つけられ殺されている』ということなどを15年も取材してきた。
日本のメディアでも今回の悲劇が大きく扱われているが
そのわりに彼女がシリアから伝えたかったメッセージが殆ど伝えられていない。
海外で誘拐されれば批判されることもあるし
死亡した場合、時に美談として伝えられるが
ジャーナリストらは、そのどちらも望んでいないだろう。
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そう思っていたら。
10月には同級生らが山本さんの功績やメッセージを伝える活動を開始し
学校などに著書を送ろうとしているという。・・・よかった。
子どもらに伝えるということは、未来に伝えると言うことだ。
お暑うございます。
残暑厳しき折、ゾンビのような復活劇で、
久しぶりにブログを書いております。
今年も9月1日の防災の日が近づいて参りました。
私、鈴木敏はプロデューサー(何だか偉そう)で
「家の防災」をテーマに1時間番組をお送りします。
東日本大震災は津波の怖さを知らしめましたが
改めて「建物倒壊の怖さ」「火災の怖さ」
「発災時の建物内の導線」などをテーマにして
災害に備えたいと思います。
先日は、大田区山王三・四丁目自治会の
防災こどもまつりの取材に行ってまいりました。
全国38局ネットですが、
文化放送をお聴きの皆さんは朝9時からの放送となります。
パーソナリティは太田英明アナウンサー、
コメンテーターは東京大学の岡田恒男名誉教授。
ゲストはタレントの西村知美さん、
静岡放送や大田区内の自治会など
皆さんにもご協力頂いてお送りしますので
ぜひともお聴きください!
番組ホームページでございます
↓
http://www.joqr.co.jp/bousai/
警察官が自転車用ヘルメットを着用して安全対策などをアピール。
きのうから試験運用が始まっています。
去年、東京都内で発生した自転車の死亡事故のうち
68%が、頭を強く打ったことによる頭部致命傷が原因でした。
そこで、警察官が率先してヘルメットをかぶり、
一般にも着用を促そうというものです。
試験運用は万世橋署の地域課と交通課の警察官86人で
およそ1年間おこなわれ、検証などをした後
警視庁全体での着用を検討するということです。
LONDONから帰国してほぼ1週間。
HOTELとIBC(INTERNATIONAL BROADCASTING CENTRE)を往復する毎日でしたが、
オリンピック閉会式の翌日(帰国の前日)~唯一のオフ日~、
毎日新聞欧州総局の小倉デスクとLONDON最古のPUBに行ってきました。
CHESHIRE CHEESEというPUBで、何と1667年開店!
日本は徳川4代将軍~家綱の時代です。
右は毎日新聞の小倉デスク
ビール4杯とFISH&CHIPSでささやかな自己慰労会を実施しました。
イギリスは殆ど地震がない国なので、300年前の建物も健在にしてお店も営業継続可能なのです。
店の中~重厚な雰囲気だ
オリンピックが閉会し、LONDONから帰国すると日本では「政局」真っ只中という状況になっていた。
連日、各競技で全力で戦う世界のアスリートたちの姿に胸を熱くした17日間の感動から隔世の感、
浮世離れした政争には正直「うんざり」する。が、スイッチを切替えてこの国の行方を正視しよう。
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民主党政権はもはや難破船のごとき満身創痍、社会保障と税の一体改革法案を可決する為だけに
党の存在意義を国民に問うているように見える。
「解散」は一体改革法案を可決する為のリーサルウエポンだ。
8月8日の会談で野田総理は間違いなく机の下で自民党の谷垣総裁と解散時期を握ったはずだ。
自民党の中には9月8日の今国会の会期末までの解散を主張する声も少なくないが、
おそらく「解散カード」は秋の臨時国会で切られるのではないか。その前提として9月末に予定されている
民主党代表選、そして自民党総裁選で野田・谷垣の両トップの再選があるだろう。
この前提は結構高いハードルに見えるが、他の選択肢を当てはめると、余計、視界不良になる。
まさに魑魅魍魎。
一方、大阪維新の会を中心とするいわゆる第3極の国政進出への動きも活発化してきた。
維新の会は果たして何を争点にして国政選挙を戦うのだろうか?
大阪都構想はすでに法案が提出されており、大きな争点にはなりえない。
私は選挙がブームやムードに大きく左右される事に大きな危惧を感じる。
我々報道メディアは「小泉チルドレン」「小沢ガールズ」の結末を再度よく検証しなくてはならないだろう。
「選挙の為の政治」という現実は総選挙を釈然としない茶番劇にしかねない。
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だからこそ、もう一度自分に言い聞かせる。我々はこの国の行方を正視する。
報道スポーツセンター部長 関根英生
ニュースでおなじみの『文化放送』の黒マイクを相棒にしておよそ6年。
私は、報道部を離れ、制作部に戻ることになりました。
6年間、どこの取材に行くのにも一緒でした。
警視庁記者としては
◎町田のたてこもり事件
◎名古屋・長久手の立てこもり事件
◎渋谷の女性専用温泉施設シエスパの爆発事故
◎元厚生事務次官殺傷事件
◎秋葉原無差別殺傷事件 などなど
被災地にも行きました。
◎阪神淡路大震災から15年目の神戸
◎中越沖地震発生直後の柏崎
◎東日本大震災から1年たった東北
文化放送報道スペシャル『にいちゃんのランドセル 悲しい記憶・やさしい気持ち』は
こいつを使い、神戸で取材し、賞を頂くこともできました。
国会キャップになってからは、国会内をこいつ片手に走り回りました。
しかし、こいつとの一番の想い出は
◎『オバマ大統領』が誕生したアメリカ大統領選挙
ニューヨークでもシカゴでも、こいつと共に取材しました。
これからは相棒を変え、がんばっていきます。
みなさん、いままでありがとうございました。
TAKUYA
夏休みの子どもたちに各省庁の仕事を知ってもらおうという「子ども霞ヶ関見学デー」。
省庁の中では普段聞かれない子どもたちの賑やかな声が響いていました。
いくつか見学してみましたが、
国土交通省では鉄道の運転体験や水について考えるコーナーがありました。
ある親子連れは、お父さんが国交省で働いているものの、
「その内容をよく知らないので来てみた」とのこと。
振り込め詐欺、まだ被害があるんです。
これだけ被害が報道されていても、警視庁はじめ関係機関が注意喚起しても。
しかも、被害額は増えているんです。
東京都内、今年1月からの半年間で振り込め詐欺による被害は
約20億1800万円。
去年より2億5000万円ほど増えています。
一方、被害の認知件数は764件で、去年より35件の減少。
なのに被害額が増えているのは、1件あたりの被害額が増えているから。
特に1000万円以上だまし取られる被害が大幅に増えていて、
この半年間で1000万円以上の被害は44件。
ちなみに去年は1年間で38件でした。
ATMによる振り込みではなく、手渡し型が増えていることが要因とみられます。
また、息子や孫を装うパターンがほとんどを占め、
「小切手や通帳が入った会社のカバンを忘れた」
という文言での手口が最も多かったそうです。
決して新しい手口ではありませんよね・・・。
犯人が金銭を要求する電話の前に、たとえば
「携帯電話の番号が変わった」などの
いわゆる『予兆電話』をかけてくる場合が多いのも特徴です。
他人事と思わず、気をつけましょう!!
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。