埼玉西武ライオンズに入団し2年目の大石達也投手が、きのうの楽天戦でプロ入り初勝利! 広島の福井、日ハムの斉藤佑とともに「早稲田三羽ガラス」と呼ばれた逸材。
私もそうだが、3人の中で、「プロ入りしたらもっとも通用する投手」と思われていた大石が、ようやくプロ1勝目を挙げた。(わかんないもんだねー)
「ホントに嬉しいです」・・・とは、大石の偽らざる気持ちだろう。早稲田を大学選手権優勝に導いた豪腕が、これを機に開花してくれれば・・・心からそう願っている。
大石にすれば、当然、福井や斉藤佑の活躍が気になっていたはず。それは、私たち企業に勤める者と同じかもしれない。
私なんぞは、文化放送で働く同期のことは、これまでほとんど気にしたことがないが、大学時代、一緒にマスメディアの世界に進むために勉強してきた仲間たちの動向は、折に触れ、刺激にもなり焦りにもなってきたものだ。
「読売テレビに入ったY君が、午後のワイドのプロデューサーだと? こっちはしがないディレクターなのにぃ?」
「テレビ朝日に行ったM君は、早くも『Mステ』で顔出しするらしい。う~ん、こっちは、レポートの機会すら与えられていないのにぃ・・・」
一事が万事、こんな感じだったと思う。
その一方で、彼ら同期の存在は、自分がダメダメ君状態のとき、「あいつらも頑張ってるんだな。こっちも腐ってられねえや」という格好のカンフル剤にもなってきた。
ひと口に同期と言っても、仲の良い同期もいれば、疎遠な同期もいるかもしれないが、頑張っている同期の存在があるから、自分も負けていられないという気持ちにかられる側面は多分にある。
今の私は、他の放送局に入社し、それなりの地位を得ている同期にどう映っているだろうか?
「あいつは、あいつにしかできない分野で活躍しているなあ。自分も頑張らないとな」
こんなふうに見てもらえるよう、自分の「好きなこと」「得意な分野」で輝きたいものだ・・・大石初勝利を目の当たりにしながら、そう思っちゃったぜぃ。
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