「土用の丑の日」。
この日ばかりは「うなぎ食べた?」が挨拶代わり。
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取材に伺ったのは、埼玉県川口市にある老舗うなぎ店「うなぎ十和田」。11時30分に開店と同時に次々、来店。お客さんは、肉厚、ジューシーなうなぎに舌鼓をうっていた。
うなぎの稚魚の高騰で、うなぎの値段もアップ。乱獲か、はたまた自然環境の変化が要因か・・・
十和田のご主人は・・・「稚魚を守るために何ができるかが大事」と強調。稚魚の親となりうる天然うなぎの数を減らさないためにも、10年ほど前から天然うなぎの取り扱いをやめたそうだ。
「うなぎは日本にとって欠かせない食文化の一つ。この文化を後世に伝えることも使命」と話していた。
街の声
「暑いねぇ。こう暑くちゃうなぎ食べないと乗り切れないねぇ。」
「高い?うん、高いけど、日本人ならきょう、うなぎ食べなきゃ。日本の文化だもん。四季折々の行事の一つだよ。うなぎを食べることもね」
きょう、中国・四国~関東甲信にかけて梅雨明けしました。
「あついぞ!熊谷」でおなじみの埼玉県熊谷市では37.7度を観測しました。
いやはや、暑かったです。湿気がひどく、ジメジメムシムシという暑さ。
「本日の最高気温 37.7度」と看板が書き換えられると、
「そんなに?」「どおりで・・・」という驚きと諦めの声が聞かれました。
いよいよ夏本番、熱中症にご注意ください。
関東地方でも気温が上昇した海の日のきょう、
代々木公園では作家の大江健三郎さんらが呼びかけた脱原発の集会が行われました。
呼びかけ人のひとり、ミュージシャンの坂本龍一さんは
「たかが電気のためになんで命を危険に晒さなきゃいけないんでしょうか。
お金より命、経済より生命、子供を守りましょう、日本の国土を守りましょう」と挨拶。
タイトルは坂本さんが「私の心情」として話した
「Keeping silent after Fukushima is barbaric」という言葉の訳です。
主催者発表によれば、参加者は17万人。
文字通り老若男女が集い、気温以上の熱気がありました。
警視庁には8か所の少年センターがある。
ここでは、少年のために心理専門の職員(心理技術職員)が
「秘密厳守&無料」で相談に応じている。
現場で実際に行っている箱庭療法についてお話を伺い興味深かった。
箱の底は青。敷き詰めた砂をどかすと海や川などを表せる。
そこに思うままに人形や建物、橋や柵を並べるのだ。
言葉にできない情動なども診断できるし、それ自体治療でもあるという。
あなたならどんな箱庭を作るだろう?(ちょっと想像してみて)
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作成者の左側が『過去』右側が『未来』を表すといわれる。
例えば左側に幸せそうな人形が沢山あれば優しい人に囲まれた思い出。
右に海があれば「形にはなっていないが希望を感じている」という見方ができる。
「家」は建物というよりも、居場所をあらわす。
「なんとか、君のことをわかりたい」心理技術職員はそんな情熱を持っていた。
埼玉西武ライオンズに入団し2年目の大石達也投手が、きのうの楽天戦でプロ入り初勝利! 広島の福井、日ハムの斉藤佑とともに「早稲田三羽ガラス」と呼ばれた逸材。
私もそうだが、3人の中で、「プロ入りしたらもっとも通用する投手」と思われていた大石が、ようやくプロ1勝目を挙げた。(わかんないもんだねー)
「ホントに嬉しいです」・・・とは、大石の偽らざる気持ちだろう。早稲田を大学選手権優勝に導いた豪腕が、これを機に開花してくれれば・・・心からそう願っている。
大石にすれば、当然、福井や斉藤佑の活躍が気になっていたはず。それは、私たち企業に勤める者と同じかもしれない。
私なんぞは、文化放送で働く同期のことは、これまでほとんど気にしたことがないが、大学時代、一緒にマスメディアの世界に進むために勉強してきた仲間たちの動向は、折に触れ、刺激にもなり焦りにもなってきたものだ。
「読売テレビに入ったY君が、午後のワイドのプロデューサーだと? こっちはしがないディレクターなのにぃ?」
「テレビ朝日に行ったM君は、早くも『Mステ』で顔出しするらしい。う~ん、こっちは、レポートの機会すら与えられていないのにぃ・・・」
一事が万事、こんな感じだったと思う。
その一方で、彼ら同期の存在は、自分がダメダメ君状態のとき、「あいつらも頑張ってるんだな。こっちも腐ってられねえや」という格好のカンフル剤にもなってきた。
ひと口に同期と言っても、仲の良い同期もいれば、疎遠な同期もいるかもしれないが、頑張っている同期の存在があるから、自分も負けていられないという気持ちにかられる側面は多分にある。
今の私は、他の放送局に入社し、それなりの地位を得ている同期にどう映っているだろうか?
「あいつは、あいつにしかできない分野で活躍しているなあ。自分も頑張らないとな」
こんなふうに見てもらえるよう、自分の「好きなこと」「得意な分野」で輝きたいものだ・・・大石初勝利を目の当たりにしながら、そう思っちゃったぜぃ。
総理大臣官邸前で毎週金曜日に開催されている「脱原発デモ」。
7月6日ももちろん、大勢の人たちが詰め掛けた。
先週よりも人数が少ない・・・との一部報道があった。確かに見た目は少ない。
しかし、国会議事堂前駅の地下ではすごいことになっていた。
警察による規制が厳しく、地上に上がれない人たちでいっぱい。
それもそのはず、4ヵ所ある地下鉄の出口のうち、3ヵ所が封鎖。さらに地上も官邸近辺は通行止め。
デモが行われている場所へ行くために、警察官が地下道を通っていくように誘導。
地上から来た人も、地下鉄で来た人も地下に閉じ込められたような状態で、怒号が飛び交っていた。
大粒の雨が降りしきる中、びしょぬれ状態の参加者たち。
各種団体の動員ももちろん多いが、会社帰りのサラリーマン、ご近所さんで誘い合わせてきたという主婦。
子どもも含めて一家総出で着たという人も目に付いた。
デモの予定は20時まで。しかし今夜はおさまらない。
前に進もうとする大勢の人たちに対し、がっちりスクラムを組んで阻止しようとする警察官。
しかし、徐々にその群れは官邸に近づいていく。
もしもスクラムが崩れたら・・・緊迫感が漂い、殺気立つ。
降り注ぐ大粒の雨が熱と興奮を冷ましてくれたのか、大混乱は徐々に解消に向かった。
日本航空が出資するLCC=格安航空会社のジェットスター・ジャパンがきょう、
成田~新千歳、成田~福岡で就航しました。
新千歳から成田まで乗ってきた人たちに話を聞きました。
席の狭さは「気にならない」という人もいれば、
「膝が前にあたるが窮屈ってほどではない。数時間なら大丈夫」という男性も。
話を聞いた人の片道のチケット代は5,000円前後が多かったです。
この安さは魅力的ですね。
8月には全日空が出資するエアアジア・ジャパンも就航を開始。
価格やサービスが多様化して選択肢が増えることで、
長距離バスだけでなく空でも新たな競争が始まります。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。