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昨夜は年甲斐もなく、AKB48選抜総選挙を秋葉原のAKBカフェで堪能してしまった。
報道部の中には、「AKB? なんかニュースとして出したくないなあ」という考え方の人もいるが、これは社会現象。
「CDを買えば1人で何票でも投票できるなんて・・・」「AKB商法のお先棒を担いではいけない」などと面倒くさいことを言わず、なぜ、ここまで年配の方も含めて熱くなるのかを社会学的に見る見地があっていい。
それは例えば、自分の投票が結果に反映されるという感覚である。直接選挙でトップを選ぶという楽しみである。
さらに言えば、永田町政治が閉塞的で、何も進められないのとは対照的に、彼女たちは少なくとも政治家以上に票の重みを感じ、励みにしてくれるという期待感ではないか。
きのうの総選挙を、「ああ、AKBね」で済ませては感度が鈍い。NHKだって9時のメインニュースで2番ネタで取り上げたほどだ。
写真は今日の民主党・小沢Gでのひとコマ。小沢氏は相変わらず、消費増税に反対の意を表明し、「国民の支持は我らにあり」と言わんばかりの挨拶を行った。
それもひとつの考え方ではあるが、何かにつけ反対では、それこそ政党政治の基盤が揺らいでしまう。
少なくとも、AKBのメンバーは、それぞれに思いはあっても、総選挙が終われば1つにまとまる。大島優子さんをセンターに、前を向いて活動を継続していくことだろう。
その姿は、少なくとも今の民主党よりマシで、選挙民の付託に応えてくれそうに見えるのは私だけだろうか。
選挙民の思いに応え前に進む人にこそ、「風は吹いている」。
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