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トヨタ自動車の決算発表会見(5月9日)。
2013年3月期の連結業績予想は、
営業利益が前期の2・8倍となる1兆円の見通しとのこと。
依然として不確定要素が多いが
去年の震災やタイの洪水、円高のダメージから立ち上がろうとしている。
その戦略のひとつが、ニューモデルの投入で、
目玉のひとつが、会見場となった本社のロビーで輝く「86」だ。
80年代に人気だったカローラレビン(トレノ)AE86の名を冠したこの車。
自身もモータースポーツに取り組んできた豊田社長は
若者にもう一度、走る楽しみを知ってほしいと述べている。
・・・しかし。
会見場で聞いた、「車事情」に詳しい記者の話によると
トヨタの狙いに反して、
購入者の大半は50~60代の世代なのだという。
子供も手を離れて、
家族みんなを乗せることも少なくなり、
若い頃欲しかったスポーツカーを買うんだそうだ。
うーん、それはそれでいいんだけどさ。
そんなに車が好きなら、
若者にも
車の楽しさを伝えていこうよぉー。
~~~
若い世代の人にもスポーツカーの良さに気づいて欲しいと思う。
便利、エコ、という基準で選ぶのもいいんだけど
停まっているときでも走り出しそうな獰猛なスタイルにワクワクし、
ステアリングを握ったときには路面の感覚を楽しむ感じを知ってほしい。
運転は車と「対話」することなのだあ!
・・・って熱く(暑く?)語っても
きっと、わかってもらえないんだろうなあ。
乗ればわかるさ。
ドライブいこうぜ。
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