元気に泳ぐ錦鯉たち・・・この池は、国会の衆議院の中庭にあります。
ちなみにここは本来、池ではなく、馬の水のみ場でした。
(昔、国会議員は馬車や馬で登院していたため)
国会に来たことがある方はご存知でしょうが、
参議院には以前から鯉がいますが、衆議院にはいません。
そこで、鯉議連の方々が「衆議院でも鯉を・・・」と申し入れきょう、立派な錦鯉30匹が放流?されました。
経費節約のおり、鯉を飼うことについて、世話やエサ代などの問題もあることから衆議院の議院運営委員会では当初、反対していましたが、全日本錦鯉振興会の協力で問題は解決。30匹の錦鯉も贈呈されました。
ただ、鯉を飼うため、池のポンプをずーっと回しっぱなしにするための電気代は衆議院が負担することになります。
近くで見ると、かなりでかい!そして丸々太っています。
10年近く前までは、衆議院でも鯉を飼っていた時期がありましたが、小ぶりな鯉だったためかある日、皇居のほうから(たぶん)飛んできた白鷺が鯉を丸呑みする事件が・・・
時事通信のカメラマンが決定的瞬間をとらえていました。
今度は、いくら白鷺でも丸呑みできないでしょうね。
しかし、30匹の錦鯉。それぞれに名前もついているそうで、
買うといくらになるのか気になります。
品評会に出すような立派な錦鯉。
タダでもらっていいのでしょうか・・・
きょう5月31日は、WHO=世界保健機関が禁煙推進の日として
定めた「世界禁煙デー」です。公共の場での全面禁煙や受動喫煙の
防止などの取り組みを呼び掛けている厚生労働省は、きょうから、
厚生労働省と環境省が入居している東京・霞が関の中央合同庁舎5号館に
2カ所ある喫煙所の1つを閉鎖しました。
ちなみにそれぞれの省庁に喫煙所が何カ所あるかといいますと、
例えば文部科学省は21カ所、総務省と国土交通省は20カ所、
財務省が19カ所で、東京・市谷にある防衛省は敷地面積が
東京ドームおよそ5個分に相当するおよそ24万平方メートル
あることもあって、101カ所も喫煙所があるそうです。
健康のため、くれぐれも吸いすぎにはご注意ください。
福島第1原発の事故を検証する国会事故調査委員会で今日午後、
当時、官房長官だった枝野経済産業大臣を参考人として聴取。
枝野さんの答弁を現場で取材しての印象は、
『当事者意識が薄い?」といったら言い過ぎかもしれないが・・・
違和感を覚えたのは
「今、3.11当時に戻っても、あんまり違った対応にならないんだろうと思っている。
結果的にもっと違う対応をすればおかけをした迷惑が若干でも小さくできたかもしれない」
という言葉。枝野さんの意図がわからない。
また、情報収集と予測が十分ではなかったといいつつ、「情報の出し方、
プロセスに問題はなかった」などと発言。
当時、情報が命綱である被災地の人たちにとって
枝野さんの一言一言はとても重かったことは委員の1人、
被災者の蜂須賀さんも指摘している。
情報収集に追われ右往左往する官邸、そこから発信された情報で被災者も右往左往。
東電の勝俣会長、当時、経済産業大臣だった海江田さんに対する
事故調での聴取も取材したが、枝野さんも含め共通するのは
「反省」という言葉を繰り返し述べるが、決して「自身の責任」について言及はしない。
28日は、いよいよ当時総理大臣だった菅さんへの聴取が行われ、事故調は大詰めを迎える。
今年度から中学校で必修化された武道(特に柔道)の授業で相次いでいるのが、脳脊髄液減少症になる子どもたち。
脳脊髄液減少症とは、交通事故や転倒などの衝撃で脳脊髄液が漏れ出し、激しい頭痛や目眩、場合によっては立てなくなるほどのしびれを引き起こす疾病。
この脳脊髄液減少症の患者の家族らで構成される市民団体の国会議員への請願を密着取材してきた。
何せ、もっとも効果的な治療法であるブラッドパッチに保険適用されず、患者たちは、痛みとともに経済的な負担にも苦しめられてきたからだ。
上の写真は、民主党・石森久嗣衆院議員の部屋。脳外科医でもある石森氏は、柔道の授業で多発している発症を問題視。指導者の育成と保険適用が急務だと語った。
黒帯でも医療事故に詳しいとは言えず、事故が起きた場合、「保険が適用されない」では、制度としては不備が甚だしい。
こちらの写真は、同じく民主党の三宅雪子衆院議員の部屋。三宅氏も保険適用に前向きで、「休みや早引きなどによって職場で差別されない配慮も必要」との認識を示した。
その後、患者の家族らは、民主党所属で脳脊髄液減少症議員連盟会長の川内博史衆院議員にも請願を行ったが、与党の中核をなす民主党議員に共通するのが、「今は消費増税や原発再稼動で党内がゴタゴタしていて大変」という認識。
おりしも、患者らが個々の議員事務所を回っている頃、衆議院第2議員会館では、70歳の誕生日を迎えた小沢さんが、グループ議員と勉強会を開いていた。
全員で「ハッピーバースデイ」を歌い始めたのには驚かされたが、散会後、出てきた議員らがこぞって喫煙ルームに入り、「6月11日~の週は戦争だなあ」「次はもう我々は、民主党から政党交付金を受け取れない立場になるんだなあ」などと話し始めたのには、もっとびっくり。
そうか・・・いよいよ消費増税で、野田VS小沢の全面戦争か。そうなると、「脳脊髄液減少症に保険適用を!」どころじゃないか・・・。考えてみれば、石森氏も三宅氏も、それに川内氏も小沢グループだ。
しかし、「国民の生活が第一」「コンクリートから人へ」は民主党が掲げる政治理念の一丁目一番地だったはず。だとすれば、この脳脊髄液減少症への保険適用と適用基準の緩和は、まさしくその真価が問われるものだ。
近く「ニュースパレード」では、限られた時間ではあるが、そんな思いを込めて、脳脊髄液減少症をめぐる動きを特集としてオンエアできたら、と思っている。
警視庁は今日、コンビニ強盗の犯行の瞬間が映った
防犯カメラの映像を公開しました。
事件は24日午前4時頃、千代田区内神田のコンビニエンスストアで発生。
男はレジで支払いをするふりをして、
カウンター内にいた店員に100円玉を投げつけました。
そして店員が落ちた100円玉を拾っている間にカウンター内に侵入。
包丁のようなものを突きつけ、
『けがをさせたくない。 血は見たくない』 などと脅し、
現金およそ7万7000円を奪って逃走しました。
男は25~30歳くらいで、身長は175センチ前後。
やせ型で、グレーのフード付きパーカーを着用、
紺色のラインが入ったトートバッグを持っていたということです。
警視庁は画像の男について情報提供を呼びかけています。
(※ 情報提供は万世橋署・03-3257-0110まで)
樋口建史警視総監は、訓示で
今年10月に都内で
国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会が開催され、
テロも懸念されるとした上で、
「厳しい諸情勢を認識し、
いかなる困難にも敢然と立ち向かってほしい」と
およそ2000人の隊員らを激励した。
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例年、この時期に行われている機動隊観閲式。
5月に行われるのには理由があって、
警視庁機動隊の前身「警視庁予備隊」が
1948年5月に創設されたため。
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しかし、去年は
11月の寒い朝に行われた。
マイクに指がはり付いたのを覚えている。
5月は東日本大震災の対応に追われており
観閲式どころではなかったからだ。
もっとも11月も、規模をかなり縮小しての式だった。
・・・今年は、
眩しく暖かな朝日の中での行進だった。
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被災三県には、
これまで、東京・警視庁からのべ20万人が入ってきた。
(うち機動隊が14万人)
その中には
今も福島の原発で事故対応に当たっている隊員もいる。
原子炉に水をかけ続ける放水車をTVでご覧になったかも知れないが
あれも警視庁の車両である。
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「故郷、福島の人を守りたい」と
自ら「志願」する者も少なくないという。
きのう、東京メトロ渋谷駅のエスカレーターで
男性が刺され、重傷を負った事件。
警視庁は今日、防犯カメラの画像を公開しました。
黒く塗りつぶしたところに被害者の男性の姿があり、
男は男性の3段ほど後ろからエスカレーターに乗り込んでいます。
左肩には水色のバッグ。 紺色っぽい服を着ています。
そしてもう1枚は、エスカレーターを降りたホーム上の写真。
男の右手には刃物のようなものが。
特に走ることなく、歩いてその場を去る様子が
防犯カメラに映っているそうです。
刺されたのは、埼玉県所沢市に住む新聞配達員の53歳の男性で、
命に別条はないものの重傷です。
男性と男がエスカレーターで口論となっているのを目撃した人がいて、
それによりますと、被害者の男性が
『なんだ、このやろー』 『やめろよ、なんだよ』 などと言ったあと
男はいきなり男性の顔を数回殴り、刃物を取り出して
男性の右わき腹と耳の後ろを刺したということです。
刺された男性はそのままエスカレーターでホームへ。
歩いてベンチまでいき、緊急ブザーが鳴ったため駆けつけた駅員に
『刺された』と話したということです。
ただ、ブザーを鳴らしたのが誰かは、まだ分かっていません。
逃げた男は30代~40代くらい、身長160~170センチほど。
警視庁は殺人未遂事件として、逃げた男の行方を追っています。
350mの高さにある展望デッキすら雲に霞むスカイツリーと東京ソラマチ。
開業初日の眺めは残念だったものの、
それでも来場者たちは雲の早さや真下に広がる隅田川などの景色を楽しんでいました。
7月10日までは完全予約制の展望デッキと天望回廊。
空気の澄んでいる冬の方が眺めがいいようなので、
その時期まで待つのも得策かもしれません。
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で
検察審査会の起訴相当の議決を受け、強制起訴された民主党の小沢一郎元代表に対する
判決は「無罪」でした。
判決は小沢元代表と、石川知裕衆院議員(1審有罪、控訴中)ら元秘書との間の「報告・了承」を
認定しながら、無罪を導き出したもので、「疑わしきは被告人の利益に」との刑事裁判の大原則に沿った
判断とされています。
「疑わしきは被告人の利益に」というフレーズはよく耳にしますが、真意を正しく把握していない人も
結構多数いるのではないでしょうか。
ポイントは主語。
疑わしいのは「被告人」ではなく「検察(側)」です。「疑わしきは被告人の利益に」とは被告人が
犯人と断ずるには「疑わしい」レベルだ、と言っているのではありません。
検察が提示した証拠と証拠判定が「有罪とするには疑わしい」という意味です。
従ってこの裁判の判決は被告人の利益となる選択をしなくてはいけないという
司法原則を示しているのです。被告人の利益~つまり「無罪」です。
そして「無罪の意味」。
誤解されている人も多いと思いますが、裁判は有罪/無罪を決める場ではありません。
「有罪」か「有罪ではない」かを決める場です。「有罪ではない」はすべて「無罪」です。
グレーに近い「無罪」とか、限りなく有罪に近い「無罪」とか、ややあやしい「無罪」というものはありません。
裁判で示された「無罪」判決は「絶対的結論」であり、尊重されなくてはなりません。
つまり、小沢一郎氏の1審「無罪」判決には(控訴されたとは言え)、最大限の尊重が必要です。
※小沢氏は控訴され、再び刑事被告人になったとは言え、2審判決が確定するまでは有罪ではありません。
家電量販店業界での新たな動き。ビックカメラがコジマを買収しました。
(写真は会見する〔左〕コジマの寺﨑社長、〔右〕ビックカメラの宮嶋社長)
グループの売上高はおよそ1兆円。ヤマダ電機に次いで業界2位になります。
ビックカメラの宮嶋社長は「相互補完的なかたちでの拡大だ」と意義を説明。
また、首都圏で競争優位に立てる、と話していました。
一方、業界2位から3位となったエディオン。
久保社長は「加速するとは見ていない」と業界再編には否定的で、
「足元を固めていきたい」と、中国地方など強みを持つ地域の強化を目指すそうです。
1日で3人の社長の話を聞き、
同じ業界でも、展開エリアや立地など、強みはさまざまだと再認識しました。
トヨタ自動車の決算発表会見(5月9日)。
2013年3月期の連結業績予想は、
営業利益が前期の2・8倍となる1兆円の見通しとのこと。
依然として不確定要素が多いが
去年の震災やタイの洪水、円高のダメージから立ち上がろうとしている。
その戦略のひとつが、ニューモデルの投入で、
目玉のひとつが、会見場となった本社のロビーで輝く「86」だ。
80年代に人気だったカローラレビン(トレノ)AE86の名を冠したこの車。
自身もモータースポーツに取り組んできた豊田社長は
若者にもう一度、走る楽しみを知ってほしいと述べている。
・・・しかし。
会見場で聞いた、「車事情」に詳しい記者の話によると
トヨタの狙いに反して、
購入者の大半は50~60代の世代なのだという。
子供も手を離れて、
家族みんなを乗せることも少なくなり、
若い頃欲しかったスポーツカーを買うんだそうだ。
うーん、それはそれでいいんだけどさ。
そんなに車が好きなら、
若者にも
車の楽しさを伝えていこうよぉー。
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若い世代の人にもスポーツカーの良さに気づいて欲しいと思う。
便利、エコ、という基準で選ぶのもいいんだけど
停まっているときでも走り出しそうな獰猛なスタイルにワクワクし、
ステアリングを握ったときには路面の感覚を楽しむ感じを知ってほしい。
運転は車と「対話」することなのだあ!
・・・って熱く(暑く?)語っても
きっと、わかってもらえないんだろうなあ。
乗ればわかるさ。
ドライブいこうぜ。
~なのに、ひったくりのニュースです。
きのう夕方、札幌市西区のマンション入り口で、
帰宅した59歳の女性が男にバッグをひったくられました。
男は自転車で逃走。
しかし女性は数十メートル追いかけ、
行き止まりで引き返してきた男ともみ合いになりました。
その時、女性が取った行動は・・・
男の指をガブリ。
現場には指の第1関節から先の部分が落ちていて
血痕も残っていました。
女性も前歯が1本折れたということです。
男は30代くらいで身長175~180センチ。
白のジャンパーに黒のスラックス姿だったということです。
金曜、土曜と、代々木第一体育館で行われたロンドン五輪代表選考会を兼ねたNHK杯体操を見てきた。男女ともに5人の代表選手が決まったが、率直な感想は、「守りに入らず攻めた選手が強い」。
写真は5日(土)の女子代表の会見。
印象に残ったのは、美濃部ゆう選手の「とにかく最後まで攻めようと思った」や、鶴見虹子選手の「自分の力を信じて攻めの体操をしようと思った」というコメント。最後の代表枠(=5位)に滑り込んだ北京五輪経験者の新竹優子選手も、「最後まで攻めようと思った」とコメントした。
客観的に見れば、女子の世界での位置づけは5~7位あたりかもしれないが、彼女たちがロンドンで攻めの姿勢を貫けば、世界選手権で銅メダルを獲得した中国とのポイント差(=約6ポイント)は縮められるのではないかな。
一方、男子も、すでに内定していたエース内村航平選手に加え、総合力のある田中和仁選手、世界選手権銅メダリストの山室光史選手と、床のスペシャリストである加藤凌平選手、そして鉄棒が得意な田中佑典選手が代表に。
個人総合での金はもちろん、種目別でも十分メダルが狙える顔ぶれだが、注目の団体も、中国、アメリカを上回る戦力が今の日本にはあるように思う。
中でも、内村選手の鉄棒は圧巻。トカチェフ(伸身の離れ技)に1回ひねりを加えるF難度のリューキンやカッシーナという技がすごい! しかも他の選手より高速。
リューキンなんて、金魚だけかと思ったら、やっぱり世界選手権3連覇の男はモノが違うね! どの種目もピタリと着地を決めて見せた。
そんな中、気になったのは、私と砂山アナが陣取る記者席に、きのうは中国人グループが記者でもないのにドカドカ入り込んできて、撮影禁止にもかかわらず、しきりに内村を録画していたこと。(ふざけんなー!)
飲み干したペットボトルやお菓子の食べ残しを記者席に残したまま立ち去った彼らを見て、「中国には絶対、負けねえ」と思ったね。選手でもないのに。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
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