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宮城県亘理町東郷の公共ゾーン仮設住宅近くでは
コロッケのいい香りが漂い、夕方になると酔客の笑い声も聞こえてくる。
ここは仮設店舗28店が入居する「ふるさと復興商店街」。
東日本大震災による津波で被災した
町内の鮮魚店や自転車店、理容店、居酒屋、郵便局などが軒を連ねる。
とはいっても、皆同じ建物だから、のぼり旗が出ていないとわかりにくい。
写真奥に床屋さんの看板が見えるだろうか。
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現在、中小企業基盤整備機構がプレハブの店舗を各地に建設しており
店主らに家賃無料で提供、このところ続々と商店街が誕生している。
斎藤邦男商店街組合長(写真)によれば
1年近く、別の仕事をするなどして苦労してきたお店の人たちは
今は再び、元の職につくことができた喜びに溢れているという。
仮設住宅に住む方はもちろんだが、
行商や移動販売をしていたときのお客さんが遠くから来てくれることも多いという。
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しかしながら、この仮設商店街にも「2年」という使用期限がある。
それに「メインの客」が住む仮設住宅の期限は「あと1年」だ。
計画的に生活を再建するためにも
早い段階で、ある程度の長さの期限延長を決めてほしいと思う。
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