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警察の担当になったときに驚いたのは
「○○捜査本部」という名称を隠語で「戒名」と呼ぶことです。
理由は「殺人事件を扱うから」といわれますが、
ほかにも
「捜査本部の前に掲げる縦長の看板に名称を書くことを、
位牌に戒名をかくことに例えた」とか
「事件を必ず成仏(解決)させるため」というのも
聞いたことがあります。
ところが同じ「戒名」という隠語でも
記者側(主に新聞)になると
「容疑の名称」という意味になったりもします。
これは容疑の名称が、
ほぼ「漢字の羅列」になるからです。
似たようなことが国会取材にもあります。
「お経読み」です。
これは隠語ではありますが、頻繁に使われます。
意味としては「提案理由の説明」です。
提案理由はすでに原稿になっていて、
全員に予め配布してあります。
提案者は、それをそのまま、棒読みするだけ・・・。
それをお経になぞらえているわけですが、
・・・バチアタリな気もしますね。
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