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会場を幕張メッセから東京ビッグサイトに移して開催される
2年に1度の東京モーターショー、東京で開かれるのは24年ぶりです。
世界12ヶ国・1地域から、去年より47も多い176の出展者が参加
前回2009年のときには、海外の自動車会社は9社だけでしたが
ことしはヨーロッパを中心に20社も参加します。
出展されるのは398車種。このうち、世界初披露の車が52、
日本で初公開の車が82など、世界中の注目を集めそうです。
・・・というわけで、編集長の柳下記者が
「いっぱい写真を載せて記事を書いていい」というので、
いっぱい書きます。あしからず。
今回注目されている車の一台がこれ!
トヨタの「86(ハチロク)」
富士重工と共同開発した小型スポーツカー「86(ハチロク)」
80年代に若者を魅了し、
今もハチロクと呼ばれて人気の高い「カローラ・レビン」の現代版で
環境先行型のまるっこいデザインが多いなかで、ひときわ精悍に見えます。
来年の春から販売を開始されるということで各メディアも注目しています。
以前から画像では見ていましたが、実車を見ると、確かに運転してみたい!
見ただけで軽快に走りそうなのがわかります。
ところで、今回、気がつくのは
「スポーツカー」が多いこと。
↑例えばこれは、
未来の「フェアレディZ」を思わせる日産の「エスフロウ」
電気自動車です。
さらに、これはホンダの「スモールスポーツEVコンセプト」。
かつてのライトウェイトスポーツ、「ビート」の進化形じゃないかと勝手に思ったりして。
こちらも電気自動車です。
環境問題に取り組みながらも若者の車離れを食い止めようと、
「走る楽しさ」を追求する車が増えていることに気がつきます。
やっぱり、車は止まっているときも
走りたくてしょうがない・・・と言っているようなスタイルがいいです。
↑このポルシェも「ハイブリッド」です。
↓この画像はサービスです。
では、このほか
五臓六腑にぐっとくるスポーツカーなどを
たっぷりどうぞ。
↑これは「ジャガーXKR-S」
イギリスの気品と獣のような荒々しさを併せ持っています!
↑「GRMN SPORTS HYBRID ConceptⅡ」
オープンミッドシップ・ハイブリッド
フロントをモーター駆動することによる安定性を兼ね備えた
4WDスポーツハイブリッドシステムを搭載
↑メルセデスベンツ!これはSLS AMG ロードスターかな。
↑レクサスLFA!
↑マツダ「雄(TAKERI)」は、
魂動デザインとSKYACTIV TECHNOLOGYを採り入れた
コンセプトカー!
東日本大震災により生産が一時大きく落ち込んだ国内の自動車業界ですが
今は、ほぼ正常の生産体制になっており、日本自動車工業会は
日本のモノづくりの逞しさも国内外に伝えたいとしています。
一般公開は今度の土曜日12月3日~11日まで。
平日は夜8時まで開場しています。
オリンパスがバブル期の証券投資の損失を外部に移す「飛ばし」で隠し、
企業買収の資金で穴埋めしていた問題で、
「内部告発」した元社長のウッドフォードさんを取材しました。
これは、一企業だけの問題ではなく
日本企業全体のディスクロージャー(情報公開)や
ガバナンス(企業統治)へ不信感につながります。
~~~~~
上の画像は僕の私物の「オリンパスV-51」というICレコーダーです。
日常の取材では、文化放送から貸与された高スペックのレコーダーを使っているのですが、
それとは別に、いつも持ち歩いているのがこのV-51です。
突発的な出来事が起こり、カバンから録音機材を出す時間がないときのために
昔からポケットに入れているもので、
東日本大震災発生時には官邸前の混乱を録音しました。
音質は十分放送に耐えられるものです。
このほか、オリンパスは優れた内視鏡の技術を持っていますし
現場の努力はいかばかりかと思います。それだけに今回の問題は残念です。
オリンパスに限らず、自浄能力を生かせるしくみを整備しなければ
高い技術を持っていても世界からの信頼を失ってしまうことになりかねません。
振り込め詐欺被害防止アドバイザーに委嘱された「白戸家」の人々。
今日、代表として「おばあちゃん」=若尾文子さんと
「お兄ちゃん」=ダンテ・カーヴァーさん、そして
「お父さん」=カイくんが警視庁にやってきました!
振り込め詐欺を防ぐ3つの方法。
①息子や孫を語り「ケータイの番号が変わった」と電話がかかってきても
必ず本人の番号にかけ直して確認!
②警察官や銀行員を名乗る人が来ても、通帳やカードは絶対に渡さない!
③いつも留守番電話に設定しておけば安心!
↑ アドバイザー就任式が終わり、ほっと一息のカイくんなのでした~。
文化放送報道スペシャル「震災と被災地メディア」
全三回をお聴きいただきまして、ありがとうございました。
《「津波の高さは3メートル」という原稿を読みました。
でも、それを信じてなくなった方もいるのではないかと
今でも心が痛むのです》
《原発事故に関しては
少しでも安心できる情報をと無意識に選んでいました
しかし、今でもそれでよかったのかと悩みます。》
被災地のメディアのかたがたは
今も葛藤を抱えながらも
震災報道に取り組んでいます。
被災地とともに育ち、これからも生きていくメディアが
あのとき震災をどのように伝え、
今、どんな使命感を持っているのか。
そこからメディア全体が学ぶべきものは何かを
追求するシリーズいかがでしたでしょうか。
地震発生から日がたつにつれ
メディアの役割も変化していきます。
本当に被災者によりそう報道というのはどういうものか
常に自問自答していかなければいけないと
思いました。
ご感想などありましたら
saigai@joqr.net
若しくは郵便番号105-8002
文化放送報道スペシャル係りまで
お送りください。
北海道浦臼町の道路から河川敷に落ちて横転した車から、
行方不明だった81歳の男性と3歳の孫が保護されました。
車はフロントガラスが壊れ、数センチの雪が積もっていました。
2人は車内で一夜を過ごしたとみられ、一緒にいた
7歳のラブラドルレトリバーの「ジュニア君」が孫の体を
温めるように寄り添って顔をなめていたということです。
いい話ですね。犬の平熱は人間よりも高く37.5℃~
39℃ぐらいなので、暖かく感じるそうです。また犬が顔を
なめ続けてくれたことが、大きな心の支えになったという人も
います。
私も犬を飼ったことがありますが、犬は人間のことが大好きで、
私が病気になった時、心配してずっとそばに寄り添っていて
くれたことがあります。動物はいいですね。
また今私は猫を飼っていますが、この猫は、毎日私の
ストレスを70%ぐらい吸い取ってくれます。
日の丸自動車興業が来年の秋に定期運行を予定している観光用の
水陸両用バスが報道陣と関係者に公開され、試乗会が行われました。
すでに関西や東北などで導入され、人気を博しているようですが、
東京でははじめてとなります。
運転席は、見た目、バスと変わりありませんが、船とバスの
エンジンを切り替える操作パネルがあったり、
ハンドルの右側に船の操舵レバーが取り付けられています。
このバスを運転するのは、日の丸自動車のバスの運転手さん。
船の免許を取得し、1年後の定期運行に備えて現在、日々、訓練を行っているとか。
スカイツリーのオープンは来年春。下町観光のブームに拍車がかかりそうですね。
文化放送報道スペシャル「震災と被災地メディア」第二回
(11月11日放送)をお聴きいただきまして、ありがとうございました。
被災地とともに育ち、これからも生きていくメディアが
あのとき震災をどのように伝え、
今、どんな使命感を持っているのか。
そこからメディア全体が学ぶべきものは何かを追求する
このシリーズ。
次回、第三回は
初めて原発事故報道に直面した「ラジオ福島」です。
「あの伝え方でよかったのか」と、
今でも自問自答するというラジオマンたちの
「決断」と「葛藤」をお送りします。
この経験を通して、ラジオの役割をどう感じているのか。
放送は18日=今週金曜日、夜9時。
ナレーターは福島出身の唐橋ユミさんです。
~~~~
ここで、第二回の内容を振り返ってみます。
仙台の街を行く人々に
ある雑誌を示してマイクを向けると笑顔がはじけました。
「うわあ、この雑誌持っています。元気づけられました。
掲載されたお店、ぜんぶ行きたかったなあ」
これは「せんだいタウン情報 S-style」
月刊で発売されている雑誌で、仙台市を中心に六万部が発行されています。
被災当時の仙台は、デパートも個人の商店も、コンビニも営業しておらず、
食料も物資も足りていませんでした。
しかし「S-style」の出版社「プレスアート」では
地震からわずか3日後に社員が集まり、
雑誌を発行するべきかどうかを含めた会議をしていたのです。
自粛ムードが広がり、被災した社員もいる中で、タウン誌に何ができるのか。
その時に出した結論は
「タウン誌の原点である、街の情報を伝えること」
被災から立ちあがろうとしているお店を取材するという方針が決まりました。
Sスタイルのスタッフは全部で12名。
ガソリンがない中、自転車や徒歩でひとり10件近くお店をまわりました。
するとわかったのは、ほかのメディアでは紹介されていないけれど
それぞれの店が普段の恩返しの意味も込めて
「炊き出し」をするなど、市民の力になろうとしていたことでした。
スタッフは、こうした店を丹念に取材していきます。
取材の時に心がけたのは「できるだけ笑ってもらうこと」
笑顔に飢えている状況でしたが、
あえて、表紙も紙面も「笑顔」で構成しました。
普段よりも少なく発行して販売したのですが、
結果、普段以上の注目を集め、完売しました。
Sスタイルが出ることで、身近な情報と元気を得られただけでなく、
「雑誌が出ることによって、安否確認ができた」という声もあがりました。
そして、お店を再開しようか迷っている人や、
再開したものの迷いを感じている店長に勇気を与えました。
Sスタイルの取材を受けたハンバーグ店HACHIを経営する
Y's Planning代表取締役の角田秀晴さんは、
「震災後、始めて発行されたSスタイルを読んだ時
街に元気を取り戻したいと考えていた飲食店の声を
代弁していると思いました」と話してくださいました。
(※Y's Planning代表取締役、角田秀晴氏への取材風景)
プレスアートの川元取締役は言います。
「僕たちは報道機関じゃないけれど、元気を伝えることはできるんです」
誌面には、みんなが欲しくて欲しくてたまらなかった
「笑顔」と「日常」が載っていたのです。
身内を亡くし、
避難所暮らしを余儀なくされた女性から編集部に送られた手紙には
こうありました。
「あたしね、おにぎりを買うのを我慢して
この雑誌を買いました」
(取材:石森)
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タウン誌と並び、
身近な情報を発信するメディアとして機能しているコミュニティFM。
もう放送を終了していることろもありますが、
今回は継続している放送局を二箇所取材しました。
(※「みやこさいがいエフエムの佐藤省次事務局長と木村彩子アナ)
岩手県宮古市の「みやこさいがいエフエム」は
宮古市内で初のコミュニティFMとして誕生しました。
エフエムを立ちあげた「みやこコミュニティ放送研究会」は
今年8月に岩手県で開催される予定だった
「北東北インターハイ」を中継するために作られた研究会でした。
震災のためインターハイの開催場所は、秋田県に変更されましたが、
研究会は震災の発生を受け、
急遽3月18日に急遽「災害FM」の免許申請。
スタッフは、ほぼ素人。
それぞれの生活もままならないなか
22日から本放送をはじめました。
地震から1カ月の間「みやこさいがいエフエム」が伝えたのは
安否確認や電気・水道、給水車などライフラインに関わる情報、
ガソリンスタンドやお店の開店情報でした。
ライフラインが整ってからの「みやこさいがいFM」は、徐々に放送内容を変え、
復興市のお知らせやお店の営業再開、キャンペーンなどを伝えて行きました。
生活に精いっぱいだった街の方からも声をかけてもらえるようになり、
明るい放送が増えていきました。
ただ、アナウンサーの木村さんは、
同じエリアの中でも復興のスピードが違うため
「どう声をかけていいのかわからない」ときもあるといいます。
たとえば、仮設住宅の方々の話をきくときに、
「何もなかった地域に住んでいる私」がどう言葉をかけていいのか
悩んでしまうのです。
仮設住宅のある町内会の人も同じ思いでいたようで、
「歓迎会を兼ねた盆踊りを通じて交流したいから取材して」と言われ、
放送にのせたところ大きな反響があったといいます。
実際、各地の仮設住宅では「自治会」が設けられ
さまざまなイベントが行われるようになってきました。
木村さんは、
「同じ宮古人として
いろんな地域の「小さな元気」をかきあつめ、届けていく。
そして「まんべんなく皆で幸せになっていく」
それが
これからの役割だと思います」と語ってくださいました。 (取材:奥山記者)
もうひとつ。
宮城県亘理郡山元町(やまもとちょう)。
太平洋に面し、福島県の県境に位置する、人口およそ1万5000人。
地震から10日後の2011年3月21日、
この町にも、災害エフエムが誕生しました。
「りんごラジオ」です。
(※りんごラジオ)
立ちあげたのは、高橋厚さん。
1967年に東北放送元アナウンス部長。
2003年に定年退職してから8年間、山元町で暮らしています。
地震発生直後
防災無線のアンテナが折れ、スピーカーもやられてしまいました。
キー局からの情報もとれず、
マスコミから役場への電話も通じない状況でした。
「これではいけない」
ノウハウや人脈を考えると自分をおいて他にやれる人はいないのでは?
地震から10日後、異例の速さで「りんごラジオ」の放送がはじまったのは
高橋さんの人脈と行動力によるものでした。
FM長岡の社長に放送ができるようにしてほしいとお願いし、
放送機材一式を持ってきてもらったといいます。
開局直後はライフラインや安否情報、避難所や給水車の情報を。
ゴールデンウィークを過ぎると仮設住宅の建設具合や
罹災証明書の情報など、街の復興を伝えました。
スタッフはボランティアです。
小学生が放送席で校歌を歌ってくれたりと、
必要な情報だけではなく、人のぬくもりを感じる放送を続けました。
しかし課題もあったと振り返ります。
他の震災よりも「こういう情報がありますよ」というのが少なかったし
伝達手段も乏しかった
受信には慣れているが、発信には慣れていなかった
自らが「発信源」である、という自覚がなかった・・・。
高橋さんはこう語ります。
「山元町のために存在するラジオで、
臨時であること、コミュニティラジオであること、
ひとつでも忘れると町民から必要とされなくなる。
大きなメディアの役割は鳥の目を持つ。
ある時はジャーナリスティックに。
でも、コミュニティーFMは昆虫の目でいい。
キー局が伝えられない細かい情報を伝えていくのだ。
おのずと役割分担ができていく」
高齢者が多いこの地域では
インターネットよりもラジオが求められました。
ただ、資金面など存続には難しい問題もあります。
今度どうしていけばいいのか。
高橋さんたちは模索しています。(取材:小谷D、奥山記者)
~~~~
地域に密着した比較的小規模なメディアが伝える内容は
そのまま、被災者が求める内容を表しています。
そこには、東京など他の地域からは見えにくい「要望」もありました。
確かに、役割分担は生まれるのでしょうが
こうしたメディアとキー局などが連携を密にして
情報交換をするシステムが作れないものだろうかとも思いました。
では、今週金曜日の第三回(シリーズ最終回)
「ラジオ福島」もどうぞお聴きください。
番組へのご感想もお待ちしています。
郵便番号105-8002
文化放送 報道スペシャル係まで。
デパートの食品売り場で
買い物客の手提げバッグから金品を盗もうとしたとして、
東京・中野区の無職、神山(かみやま)さと容疑者(79歳)が
窃盗未遂の疑いで警視庁に現行犯逮捕されました。
神山容疑者はスリの常習者で、今年7月に刑務所から出所したばかり。
19歳の時からスリを繰り返し、今回の逮捕は23回目。
スリ歴60年の間、服役した年数は通算20年にもなるとのことです。
主にデパートの食品売り場=デパ地下で犯行を繰り返していたことから
捜査員の間では「デパ地下の さとばあ」と呼ばれていたそうです。
きょうは酉の市。
「福をかきこむ」熊手が売り出されています。
金額も大小もさまざま。
おかめを中心に七福神や招き猫、米俵などがあしらわれていました。
毎年、少しずつ大きな物に買い換えていくそうです。
そして、購入するとお店の方の手締めが披露されます。
境内では「商売繁盛!益々繁盛!」という威勢のいいかけ声があちこちから。
二の酉は14日、三の酉は26日に行われます。
プロ野球、巨人のアレックス・ラミレス選手が今シーズン限りで退団する
意向を固めていることがわかったそうです。
ラミレスは2008年から2年続けてMVPに輝いたほか、昨シーズンは
ホームラン王と打点王の2冠を獲得しました。ただ今シーズンは、打率は
2割7分9厘、ホームランは23本にとどまりました。
これは怪我や年齢の影響もあるのかもしれませんが、今シーズンから導入
された、低反発の統一球、いわゆる「飛ばないボール」の影響も大きい
でしょう。
セ・リーグもパ・リーグも、リーグ全体の打率は昨シーズンよりも下がりました。
一方、ピッチャーの防御率は昨年よりも良くなっています。
来シーズンは、統一球の影響でプロ野球はもっと大きく変わるかもしれ
ません。しかし、プロ野球は乱打戦も楽しいですし、ホームランも野球の
花です。守備や走塁が上手い選手もいれば、足が遅くてもやたらと
ホームランを打つバッターもいて、いろいろな選手がいるから観ていて
おもしろいと思うのですが、いかがでしょうか?
ラミレス選手が、来シーズンも日本の球団で大きなホームランをたくさん
打つところを見たいものです。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。