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全国32局を結んでお送りする「ニュースパレード」
本日を持って、私、高橋小枝子の担当は終了!
とはいっても、伝統ある「ニュースパレード」は
これからも中身濃く続きます。
来週からは、愛すべき太田英明ANが
月曜日から金曜日まで(つまり全て)担当。
報道スポーツセンター総力挙げて
日々のニュースをお届けします。
「ニュースパレード」
これからもご愛聴くださいませ。
ありがとうございました ♪
(見ての通り、大きく「787」が塗装された特別バージョンです)
世界で初めて導入されたボーイング社の787型機。
一番の売りは「低燃費」です。
実際にシアトルから操縦してきた機長さんは「ほんと燃料食わないなー」と感じたとのこと。
そして、この787について「とっても素直な操縦性」と絶賛。
その後、機内が報道陣に公開されました。天井が高く、照明はLEDライトです。
窓が大きくなったほか、シェード(日よけ)は5段階で自動調整。
ボタンを押すと少しずつ暗くなっていくのが面白かったです。
このほか、機内の湿度調整が改善されました。
機内の乾燥が気になっていた方には朗報ですね。
11月以降は羽田-岡山、羽田-広島で定期運航が始まります。
東京・大田区の路上に
使い捨てライター245本(約3.4kg)を捨てたとして
73歳の自営業の男が廃棄物処理法違反の疑いで
きょう書類送致されました。
プラスチックなどで製造された使い捨てライターは
「事業活動の産業廃棄物」なんです。
ところで、使い捨てライターといえば、今日から
「CR機能」が付いていない使い捨てライターが販売禁止となりました。
チャイルドレジスタンス機能。
レバーを重くするか、2段階の操作をしないと点火できなくする機能で、
適合済みを示す「PSCマーク」の表示がないと販売できません。
高齢者や女性からは「レバーが重くて使いづらい」との苦情もあるそうですが、
子どもの安全を最優先した結果の措置。
ただ、認知度はいまひとつの状況とのことですので、
今後はさらなる周知徹底が必要ですね。
突然ですが、このきっぷを使う乗り物と言えば・・・
なんとバス。
種明かしというほどのものでもありませんが、
これは今月上旬に撮った、山口県を南北に走る美祢線という路線の写真です。
美祢線は去年7月にあった豪雨の影響でずっと運転見合わせ。
その鉄道の代わりの移動手段がこのバスなんです。
だから、駅できっぷを買ってバスに乗ります。
この美祢線が、きょう、およそ1年2ヶ月ぶりに運転を再開しました。
住民の足がバスから鉄道になっただけ、かもしれませんが、
「街と街が一本のレールで繋がる」ことは何か特別な意味を持つ気がしてなりません。
・・・・・・
翻って。現在も東日本大震災や台風、豪雨の影響で、
東北地方や和歌山、新潟でも同じように鉄道が運休しているところがあります。
特に東北の路線ではルートの変更案もあり、復旧には時間がかかるとされています。
鉄道や道路など、交通手段が繋がることの重大さを改めて痛感しますね。
発売は9月6日、どじょうを模したかりんとう・・・
どじょうエキスでも入っているのかと食べてみたら普通のかりんとうの味でした。
国会のお土産物屋さんに聞いたところ、国会議員をテーマにしたお菓子の中で、今、一番売れているとか。1人で5つ、6つ購入するという人も・・・
ちなみに1袋420円です。
東京電力OL殺害事件で再審請求中のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者の家族が
東京高検、東京高裁へ迅速に再審を始めるよう要請を行いました。
写真は会見する妻のラディカさんと、兄のインドラさん。
要請書を提出した際には「(検察や裁判所が)受け入れようとする態度を感じた」、
と手ごたえを感じている様子だった一方で、
「早く夫を返してほしい」、「なるべく早く再審を」と話していました。
警視庁では、9月を「身元不明遺体の確認強化月間」として、
本部庁舎のほか、浅草署観音前警備派出所(浅草寺にある交番です)などに
相談所を開設しています。
鑑識課によりますと、1995年~今年7月末に
「変死体」として扱われた遺体のうち、
2668体の身元が分からないままになっています。
相談所では、身元不明遺体の遺留品などの情報を確認することもできます。
去年の強化月間では、617件の相談があり、
115体の身元が判明したそうです。
また、巣鴨とげぬき地蔵尊高岩寺でも、14日から24日まで
相談所が開設されるほか、警視庁のHPでも
身元不明遺体の情報や所持品の写真などを見ることができます。
身元確認強化月間、スローガンは
「待っている あなたが帰る その日まで」
2011年3月11日に発生した
東日本大震災。
あれからまもなく半年。
被災地に滞在する取材はこれまで3回行ってきたが
4度目の今回は
一番最初に訪れた場所、仙台市の荒浜地区を訪れることにした。
ここは沿岸部であり、
津波で壊滅的な被害を受け
当時は足を踏み入れることができない惨状だった。
砂浜には数百人の遺体が残されたが
安置するための作業もできなかった。
悲しいほど優しい青。
誰もいない砂浜。
それでも振り向くと
荒野に残る防波堤の上に人影を見つけた。
67歳の職人さんは無口だったが、
水平線から目を離さないままつぶやいた。
『波音を子守り唄代わりに育ったんだ。
家を奪われてもここに来てしまう。
自分でもどうしてなのかわからねえ』
何も言えなくて2人で海を見た。
僕も海の近くで育ったんです。
あれから怖くてこの海に来られなかった若者も
初めて浜辺に来ていた。
この日、彼の中で何かが変わった。
『流されたアルバムの代わりに仲間たちと沢山写真を撮るんだ』
アルバムができたら教えてくれよと約束してきた。
仮設住宅の皆さんも取材した。
事前に連絡ができないため全くのアポ無しなのに、
あたたかく迎えて下さった。お茶菓子まですすめて下さった。
家も畑も生き甲斐もながされたが二年後に出なくてはいけない。
生活再建には程遠い。
時間がたつということは
思い悩み恐怖と対峙することも増えるということだ
・・・それなのに。
仮設住宅のおばあちゃんに言われた。
『あたし畑仕事をする時には
いつもラジオを聴いてたの。
そしたら大きな津波が来るって聴いて。
学校に逃げたら校庭に波が。あたし命拾いした。
ラジオっていいものね、あなたもがんばってね』
僕なんか、僕なんか。
なぜ東北の人々は、
自分が一番大変で不安なのに皆
『取材頑張ってね』と笑顔を見せてくれるのだろう。
原発の問題は深刻。
他の地域に住む皆にも影響するから
ニュースや新聞では毎日のように伝えられる。
でも、津波の被害に遭った地域のことを
「置き去り」にしてはいけない。
瓦礫の撤去が進んでも戻れるかどうかは決まっていない。
国の復興計画が決まらなければ
財源の裏付けなしに自治体も動けないのだ。
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仙台を離れて南三陸。
ここで取材に応じてくださった地元紙の記者を見送ったあと
ふと瓦礫の荒野で目にとまったものがある。
もう半年近く君はここにいるのか。
君が大切な友達にもう一度会えるように、
そのままにしておくよ。
〜南三陸・志津川。瓦礫の撤去は未だ5割。
コンクリートと雑草と泥の世界なんだけど、
君だけが真っ赤に目立ってた。
正義の味方の君が、
君の大切な友達を、今も守っていると信じたいんだ。
野田内閣が発足しました。
写真は首相官邸で、呼び込みの後、記者団のインタビューに答える山岡国家公安院長です。
平均年齢58.3歳、新入閣は10人。
民主党内からは「党内融和内閣」などと歓迎する声も聞かれますが、適材適所の布陣なのか新閣僚の就任の会見を聞いていると一抹の不安も覚えます。
震災復興、原発事故の収束、円高対策などなど、課題は待ったなし。経験不足や素人だからという言い訳は通用しません。まもなく始まる臨時国会、今度こそ内向きではなく国民のための政治を期待したいものです。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。