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いわゆる菅総理の「退陣3条件」が整うことになり
民主党の代表選挙に向けた動きが水面下で加速しています。
代表選挙は28日前後で検討されている模様。
会期末(31日)より前にやるのは
今国会で首班指名までやっちゃいたいから。
・・・急ぐねえ。
でも国会でやるべきことの優先順位って
本当にそれでいいのでしょうか。
さて
きょうの委員会では
「菅総理自身が出処進退を匂わす発言」をするたび
情報が飛び込んできました。
午前中の段階では
まだ進退について「明言」まではしていなかったのに
あたかも、はっきり退陣に言及したような報道もあり
あれ?っと思いました。
午後になると
「新しい代表が選ばれた時には
私の総理という職も辞する。
そして新たな総理を選んでいただく、
そういう段階に入っていく」と述べましたけどね。
また、きょうは小沢元代表が
1年生議員向けに講演をしたのですが
小沢氏が
「マニフェストは国民との約束だから非常に重い」と述べたのを引用して
「暗に岡田幹事長を批判したものだ」と伝えたメディアもありました。
でも、実際に会場で前後の流れを聴いていると
「うーん、まあそういう風にもとれなくもないなあ」というレベルです。
国会を取材するメディアは、
政局に明け暮れる政治家を批判しながら
意識的にか無意識にか
政局を加速させようとしている気がします。
そうならないようにと、
レポートや原稿では言葉を選んではいますが
呵責の念にとらわれることもあります。
今月、4度目の「被災地取材」に行きます。
永田町と被災地の「乖離」を実感できることは
ニュースをお伝えする上で大きいと思うのです。
自分が「乖離」の片棒を担いでいないか
省みながら取材をしようと思います。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。