けさ、自宅のポストの上に、トンボが羽を休めていました。
あなたのトンボのイメージは?
私は「秋」。
夏もまだまだこれからなのに「秋」?
調べてみたら、これはシオカラトンボみたいです。
シオカラトンボはもっともなじみ深いトンボのひとつ。
シオカラトンボとは、成熟して水色になったオスにつけられた名前で、
茶色いメスは俗にムギワラトンボと呼ばれるんだそうです。
山地から住宅地に至るまでの、池、湿地、水田、溝、水たまりなど、
あらゆる環境で発生し、各地に普通に見られ、4月~11月まで
見られるみたいです。
やっぱり、まだ夏は終わってなかったね。
司法解剖が行われていた殺人事件。
記者と捜査関係者のやりとりのなかで
『ケンシはまだ続いている』という言葉が。
「あれ?『ケンシ』って
司法解剖する前に
警察官が遺体を調べることじゃなかったっけ?」
...実はこれ混同しやすいのです。
結論から言えば「検死」と「検視」の違いです。
まず「検視」というのは、
警察官や検察官が、遺体の外見を見て
傷つけないようにしながら調べることを指します。
ですから司法解剖は含まれません。
一方の「検死」ですが、実はこれ「法律用語」ではありません。
ですから明確な定義は無いのですが、
実務上
司法解剖を含む広い意味での死体検分を指します。
「検視」そして「解剖」、
監察医が死因をつきとめる「検案」をひっくるめた概念が「検死」
音だけで聞くと混同してしまいますね。
被災地の取材と殺人事件の取材をして思います。
『それでも生きていて欲しい』と願う心と
『身内や知人に手をかける心』。
生きるということと死ぬということを、
例え答えはでなくても
誰もが一度は
きちんと考えたほうがいいのかなと。
警視庁の現職警部が逮捕されました。
異例の事態に、今朝6時半、警務部の桜沢参事官が記者会見を開きました。
品川美容外科の業務上過失致死事件の捜査過程で、
病院側に捜査資料を漏えいさせたとして
地方公務員法の守秘義務違反の疑いで逮捕された
捜査1課の現職警部、白鳥(しろとり)陽一容疑者。
医療過誤や業務上過失致死事件のエキスパートだったそうです。
ほかに、白鳥容疑者に捜査資料を渡すよう求めたとして
地方公務員法違反の唆しの疑いで
警視庁OBの中道宣昭(のりあき)容疑者と
石原三八一(みやかず)容疑者も逮捕されました。
3人とも容疑を否認。
情報漏えいの経緯について、桜沢参事官は
「捜査の中で明らかにする」と繰り返しました・・・。
17日から風鈴市が川崎大師で開催されています。全国47都道府県から900種類、3万個の風鈴が勢ぞろい。一時、震災で出品が危ぶまれた岩手、宮城、福島からも無事、出品され、人気を集めていました。
風鈴の音色は、素材やかたちによって様々。余韻が残る南部風鈴、さらさらと竹笹を思わせるような竹炭風鈴、ガラス製のものはチリンチリンと涼しげな音を奏でていました。30度を超える猛暑の中、風鈴の音色を聞いているだけで体感温度が下がるような気がしするから不思議ですね。風流な音色で節電対策といきたいところですが、私が住んでいる集合住宅は、騒音のため風鈴禁止。残念です。
高校野球~夏の甲子園の地区予選が始まり、日本各地で熱戦が
繰り広げられています。
今年は東日本大震災の被災地、中でも岩手大会・宮城大会・福島大会に
注目が集まっています。その中でも、福島第1原子力発電所の事故で
避難を余儀なくされたエリアの高校には地元メディアだけではなく日本全国
のメディアがその戦いを報じています。
福島大会初日~7月14日に登場した双相連合(~双葉翔陽、富岡、相馬農業3校の
合同チーム)対喜多方高校の試合には30社を超えるメディアが取材に来たとのこと、
やや加熱しすぎかなという印象。
かくいう迅英も原発から4キロの位置にある双葉高校の初戦を取材してきました。
双葉高校は過去3回、夏の甲子園に出場している古豪ですが、やはり原発事故の
影響で転校生が多数出て、部員がほぼ半数の16人になってしまいました。
それでも、キャプテンの岩田君が部員全員に送った
「もう一度集まって双葉で野球をやろう!」というメールに答えて震災から49日後
の4月29日に残った部員たちが集まり、甲子園を目指して練習が始まりました。
試合直前の練習~みんなとてもリラックスしていた。
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そして7月15日、開成山野球場。初戦の相手は好間高校。
原発事故に青春を翻弄された双葉球児たちの夏が始まった!
大会旗も両校校旗も半旗。
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電光掲示のメッセージは双葉球児の想いが綴られている。
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双葉の精神は「挑戦・感謝・犠牲心」という。エースの田仲君の帽子のつばには
この3つの言葉が書かれています。1日でも多くこの仲間たちと野球をやりたい、
と話してくれた田仲君は初戦の初回レフトスタンド上段にスリーランホームランをかっ飛ばした。
14対0、5回コールドで勝利。
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双葉の田中監督は福島高校野球部員として最後の夏の3回戦、双葉高校に破れました。
今となっては不謹慎なネーミングですが、その当時、
双葉高校の強力打線は「アトム打線」と呼ばれていたという。
3回も夏の甲子園に出場した名門・双葉も3年生が卒業してしまうと
部員は5人になってしまいます。双葉町の母校に戻れるメドは立っていません。
存亡の危機であることは間違いない。
それだけに、この夏の大会の1試合1試合、1イニング1イニング、そして
1瞬1瞬が双葉球児にとってかけがえのない時間、
この特別な時間ができるだけゆっくり流れてほしい...と、迅英は願う。
千葉県市川市で4年前、英会話講師のリンゼイ・アン・ホーカーさんを
殺害した罪に問われた市橋達也被告の裁判員裁判。
きょう、論告求刑公判が開かれ、検察側は無期懲役を求刑しました。
初公判は先週の月曜日(7月4日)。
文化放送は千葉の司法クラブに加盟していないため、傍聴抽選で
当選しないと裁判を傍聴できません。
初公判の結果ははずれ。
きょうの論告求刑公判は、当選し、やぎした記者の迫真のレポートで
お伝えすることができました。
イギリスから来日したリンゼイさんの両親は証人尋問で
「日本で元も重い刑を望む」と述べましたが、
きょう、検察側は無期懲役を求刑。
注目の判決は来週木曜日(21日)に言い渡されます。
東北地方が今日梅雨明けしたとみられると
気象庁が発表。
全国的に梅雨があけ
俄然 暑くなりました。
節電節電の文化放送社内
うちわが大活躍。
あの団扇の表はこちら
『みんなの寅さん』
文化放送で
月曜から金曜の朝8時13分から8時20分
放送中!
私 大船撮影所で寅さんに会いました。
45作目を撮影中でした。
インタビューの後 撮影所を出る私に
「おじょうさーーん さよーーーなら」と
手を振ってくださった姿
忘れられません。
阪神淡路大震災後
「寅さん」は神戸にやってきました。
「寅さん」が生きていたら・・・
東日本大震災の被災地に足を運んだことでしょう。
あの日から今日で4ヶ月です。
福島県いわき市、小名浜の港。
東日本大震災で崩れた港湾の復旧工事が進む中
オレンジの船体も鮮やかな、あの南極観測船『しらせ』が停泊しています。
「しらせ」は1983年から2008年まで任務に着き、
おととし(2009年に)解体されることになっていました。
しかし「民間の気象情報会社:ウェザーニューズ」が「しらせ」を買い取り、
去年5月からは生まれ変わって、
温暖化の影響が心配される北極海の氷のほか、
日本各地の地震や火山の様子もモニタリングしています。
その環境のシンボルである「しらせ」で
復興に向けた様々なイベントや試みが7月8日から一週間行われるのです。
僕が注目したのは「海域での環境観測」です。
震災以来漁にでられなかった近隣の漁師さんが船を出し
放射能測定などに協力するのです。
「海のために船を出せる」
・・・この事実が漁師さんに
喜ばれるといいます。
またダンスショーなどに出演するのも地元の人々自身。
ただ、見て楽しむよりもきっと楽しいことでしょう。
復旧復興のためには助けも必要ですが
「地元の力を生かす、立ち上がる力を後押しする」
それこそが大切なのではないかと思いました。
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南極の巨大な氷を砕きながら進んだ「しらせ」
そのオレンジの巨体で
悲しみや絶望など、
粉々に砕いてくれないか。
迅英が所属する部署は"報道スポーツセンター"なので当然、ナイター中継は主要業務です。
文化放送といえば「ライオンズナイター」。今年で30周年です。
(いつもお聴き頂き、ありがとうございます!!)
今シーズンのライオンズはいまいち調子に乗り切れない、歯がゆい試合が多く、
迅英としても菅内閣の行方以上にやきもきしています。
そんな中、7月1日(金)のファイターズとの3連戦の初戦、西武ドームに1000試合出場を果たした
フェルナンデス選手への表彰プレゼンターを務めて来ました。
後姿が迅英、窮屈そうにお辞儀をしているのがフェルナンデスくんです。
賞金を渡すときに
TODAY、HOME‐RUN OK?と聞いたらOK!HOME‐RUN!!
と力強く親指を立ててニッカリと笑ってくれました。
しかし、フェルナンデスくんたら好機に凡打、4打数ノーヒット。試合も6対2で完敗、
しかも3連戦3連敗という悪夢のスタートとなってしまいました。
ただ、フェルナンデスくんは翌日の2戦目~7月2日にツーランホームランをこっそりと打っていました。
ドミニカ出身のフェルナンデスくんの本名はホセ・マヨバネクス・フェルナンデス・ロハス。
日本球界ではロッテ⇒西武⇒楽天⇒オリックス⇒西武とパリーグばっかり4チームを渡り歩いた
ある意味貴重な球歴を持つ選手です。
実は1000試合出場といってもライオンズでプレーしたのは300試合強です。
でもそんな事はいい。打ってくれホセ!エラーするなマヨ!頑張れ!フェルナンデスくん!
きのうの1枚ですが。
(※警視庁提供)
東京・立川市の「日月警備保障立川営業所」で
今年5月、現金およそ6億円が奪われた事件。
警視庁はきのう、37歳の男の写真を公開し、
強盗傷害などの疑いで指名手配しました。
佐久間努(さくま・つとむ)容疑者。
指定暴力団山口組系の元組員です。
警視庁立川署捜査本部は、佐久間容疑者が
実行役の男らから現金を受け取って運搬した疑いが強いとみて
行方を追っています。
就任からわずか1週間ほどで松本震災復興担当大臣が辞任。
後任選びは菅総理サイドが候補に挙げた人物に打診するも次々と拒否され難航するも、結局、被災地・岩手県選出の平野達男震災復興担当副大臣が昇格しました。
これに先立ち開いた記者会見で、松本氏は辞任理由について「個人的理由」と述べるにとどまり、謎の言葉を残して去りました。
『いろいろ言いたいことがありますけれど、謎かけをしたいと思いましたが・・・・・・
これからiなくなりますから。私はこれからは・・・・・・・・4月に亡くなった歌手でフィービー・スノウというのがおります。
また、5~6年前に出たカズオ・イシグロの本ではありませんが、これからは子どもたちのため「ネバー・レット・ミー・ゴー」、私は被災されたみなさんたちから離れませんから。粗にして野だが卑ではない松本龍、一兵卒として復興に努力していきたいというふうに思っております。長い間ここにおられる皆さん、すべての皆さんに感謝を申し上げたいと思っております。』
フィービー・スノウ
カズオ・イシグロ「Never let me go」
石田禮助の「祖にして野だが卑ではない」
フィービー・スノウも「Never letting go」という曲を歌っていましたが・・・
♪紳士のように立ち去ることができるだろうか・・・
あなたを守るためならどんなことをしても戦う
正気じゃないのはあきらか・・・でもあなたを決して放さない♪
大臣職に心残りはないと話した松本氏、何を伝えたかったのか。
最後に松本氏からプレゼントされた100冊の本『つなみ』は80人の被災地の子どもたちの作文集で、子どもの目に映った大震災、津波、未曾有の被害を伝えています。
笑顔の子どもたちの顔、松本氏にはどのように映ったのでしょうか。
この笑顔を守るために、果たさなければならない責任とはなんだったのでしょうか。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。