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2011年6月 7日 政局の行方

6月1日の党首討論の後、自民党・公明党・たちあが日本3党による
内閣不信任決議案が提出され、その夜から翌日(採決日)の朝までは
「不信任可決」の可能性に永田町は揺れに揺れた。
揺れたのは永田町だけではない。文化放送報道グループも
不信任可決⇒解散総選挙という、政局対応を大きく視野に入れて息を飲んだ。
結果は、ご承知の通り「茶番」。いわゆる造反議員は2名。
小沢元幹事長をはじめ15名が欠席。大差で不信任決議は否決された。
しかし、ここからが「終わりの始まり」。
菅さんは不信任可決を回避するために、大震災の復興・復旧に「一定のメド」が
ついたところで辞任を約束し、焦点は辞任の時期に移った。
総理の椅子に恋々とする菅さんと、一刻も早く辞任に追い込みたい野党、
さらに次の総理の椅子を虎視眈々と狙う民主党有力者たち。
そして菅退陣後、「大連立」への流れが一気に加速する。
この状態はもはや「政局」そのものだ。
政治家それぞれの思惑に永田町の空模様は重苦しい曇天が続く。
残念ながらここに大震災被災者たちの「苦しみ」に手を差しのべようとする
高邁な善意やヒューマニズムは感じられない。
文化放送報道Gは出来る限り客観的にこの「茶番」を、
この「アンチヒューマニズムシアター」を淡々と伝えていく。
文化放送報道スポーツセンター部長  関根英生

文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

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