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日本には、合計108個の活火山があります。
これは世界の総数の約8分の1にあたり、
面積が狭い日本の中で、これだけの数の
活火山があるのですから、毎日、どちらかの
火山で噴火活動が起きているようなものです。
それだけに、火山活動にともなう災害も多く、過去の長い
歴史の中で、記録に残っている教訓も多いことから、
減災に役立てなければなりません。
そんな動きが、今みられています。
宮崎県はきょう、霧島連山の新燃岳の火口から
半径約20キロの宮崎県内の地域を対象にして
1時間当たりの雨量が4ミリ以上と予想された場合、
「特別の」気象情報を出すと発表しました。
これは、全国的に低気圧に覆われて、各地で
雪か雨が降るという天気予報のもと、地元の
住民の安全を守るのが目的で、対象となる地域は
都城市と高原町で、1800戸以上の住民に対し、
雨が降ると予想された時刻の半日前と2時間前、
警報や注意報を地元の気象台に出してもらって、
市町村が避難勧告や指示などを出す参考にして
住民に警戒を呼びかけるものです。
雲仙・普賢岳のふもとでは、長期に及ぶ土石流被害が、
その後相次いだ大火砕流による被害では、残念ながら
多くの尊い命が奪われました。
過去の災害の教訓を防災の「教本」にすることは大切です。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
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