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「相棒」「踊る大走査線」・・・刑事ものは今でもドラマの定番ですね。
僕の世代ですと、「太陽にほえろ」なのですが、あなたはいかがですか?
・・・ところで、刑事ドラマが定着する以前に
今では考えられないような警察もののドラマがありました。
それは1957年から1964年にかけて放送された
「こちらダイヤル110番(ひゃくとおばん)」です。
今のドラマは「この物語はフィクションです」との注釈がつきますが
「ダイヤル110番」では
「このドラマは事実に基づいて構成され、
資料は全て、警視庁、警察庁、全国警察から寄せられたものです」
セミ・ドキュメンタリーだったのです。
今のように刑事ドラマが普及していない時代でしたから、
このドラマを見て警察の科学捜査を知ったかたも多かったようです。
実は、このドラマの最大の功績はほかにあります。
このドラマが始まる3年前、1954年に実現したのが
全国統一ダイヤル「110番」でした。
これを全国に認知させた、という功績を称え
放送開始翌年には警察庁長官がスポンサーに感謝状を贈っています。
そもそも「ひゃくとおばん」という読み方自体、
このドラマが作り出したものです。
1月10日は「110番の日」でした。
警視庁では、AKB48の前田敦子さんが
一日通信指令本部長に任命され、模擬通報を受理する
デモンストレーションを行いました。(画像参照)
現在、110番通報のうち、
緊急通報では無い、相談の電話が3~4割あるといいます。
しかし、家庭内暴力やストーカー被害などは
深刻な結果を招きかねません。
一人で抱え込まないことが大切です。
警察庁は、こうした電話相談の場合は
全国共通の短縮ダイヤル「#9110」の利用を呼びかけています。
文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。