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レーシック手術をする際に衛生管理を怠ったため
患者を細菌性角膜炎に感染させたとして
「銀座眼科」の元院長が警視庁に逮捕されました。
業務上過失傷害の疑いです。
レーシック手術をめぐり、医師が逮捕されるのは初めてです。
本来やるべき衛生管理・・・
手袋やマスクをつけるのはもちろんのこと、
『滅菌処理』をしなければならないそうです。
そこで今回は『滅菌』や『殺菌』という言葉について。
捜査幹部が参考情報として教えてくれたんですが、
『滅菌』というのは、あらゆる細菌を殺滅すること。
これに対し、『殺菌』というのは
1つでも菌を殺滅していれば使える言葉だそうです。
つまり、極端なことを言えば
1割の菌を殺滅して9割が残っていようが
『殺菌しました~』と表現できるということですね。
今回の元院長の逮捕、たとえば書類送検という可能性も
なくはなかったと思います。
ではなぜ「逮捕」だったのか。
捜査幹部は、被害者の多さを考慮したこと、それに
任意の聴取で、元院長が
『私に責任があるのか分からない。原因がどこにあるのか分からない」
~と話していたことなどから、証拠隠滅の恐れもあるとして
逮捕に踏み切ったとしています。
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